インタビュー・コメント

コーリー・サンドヘイゲン「ウマルとはもう戦わない」

昨年8月にUFCファイトナイトのメインイベントとして、コーリー・サンドヘイゲン対ウマル・ヌルマゴメドフが発表されました。

しかし負傷によりヌルマゴメドフが欠場したことで、最終的にロブ・フォントが出場することになりました。

現在バンタム級ランキング4位のサンドヘイゲンは『The MMA Hour』に出演し、同ランキング13位のヌルマゴメドフにはチャンスを与えたものの欠場したことから、今後はもう対戦することはないと語りました。

「ウマルとの試合は少し厳しいものだったね。私はUFCに協力して、UFCでの試合がまだ4試合しかない彼にチャンスを与えた。しかしこの男は、出場した試合よりも多くの試合を欠場した。それが現実だよ。それは私にとってちょっと厳しい話だ。それに彼のランキングはずっと下なんだ。私はここ3~4年ずっとトップ5に入っている。ウマルは入ったばかりで、私は3連勝中だ。だから難しかったんだが、彼に協力したんだ。次に彼と戦うことはない。彼の次の試合の幸運を祈るよ」

ランキングでは下のヌルマゴメドフともう戦うことはないとするサンドヘイゲンですが、ヌルマゴメドフの影響力の高さは認めています。

「遠回しなことは言わない、この男には有名人としての影響力がある。もしかしたらラッパーと付き合い始めて、今以上に自分が普通の男でないように見えてしまうかもしれない。それが2024年のリブランディングになるかもね。顔にタトゥーを入れて、髪を染めて、ラッパーと付き合う。それがこのスポーツの本質なんだ」

サンドヘイゲンはソーシャルメディアでも存在感を高めることは、将来的にタイトルに挑戦するために重要なことだと語っています。

「ここはスポーツとエンターテインメントが混ざり合う場所だ。多くの人がスポーツを見るのは、その美しさを楽しむためであり、ドラマを楽しむためでもある。ドラマを理解するのは、美しさを理解するよりも簡単だ。それが全ての本質だよ。ウマルは有名な男だ。『次はコーリーがベルトを賭けて戦う』という言葉に疑いをもたれないように、今年は有名な選手と戦おうと思っている。クレイジーに振る舞ったり、そんなことをするつもりはない。自分は自分であり続けるよ。でもそれはソーシャルメディアの一部分であり、大冒険の中でプレーしなければならないゲームの全てなんだ」