インタビュー・コメント

イリア・トプリア「ヴォルカノフスキーはフィニッシャーではない」

今週末にカリフォルニア州アナハイムで開催されるUFC298のメインイベントでは、アレクサンダー・ヴォルカノフスキーとイリア・トプリアがフェザー級王座戦で対戦します。

これまで絶対的な王者として君臨しているヴォルカノフスキーですが、トプリアは試合を研究し尽くしていて、勝つことに大きな自信を示しています。

トプリアは今週行われたメディアデーで、ヴォルカノフスキーについて語りました。

「いつものことだから彼が何をしてくるかはわかっているよ。彼は蹴ってくる。知っての通り彼には強いキックがあるから、私の周りを動き回ろうとするだろう。キックの後は手数を出してコンボを織り交ぜてくる。フェンスを背にした私に対してプレッシャーをかけてくる。でもそれが彼の全てだ。彼のUFCでの道のりはずっと見てきたが、とてもよくやっている。でも彼にはそれしかないんだ。私にはもっとできることがたくさんあるし、いつもグラウンドでもレスリングでも打撃でも自分の方が上だと聞かされてきた。そしてそれが実現することはない。彼は1つだけ理解する必要がある。彼は私を見ていないし、私がここで挙げた他の多くの選手たちと同じように見ている。私は、彼が対戦したことがある他の誰とも違うんだ。彼が(打ち負かした)どの選手でもない。私はイリア・トプリアだ。彼をフィニッシュするよ。彼にノックアウトするパワーがないことは理解している。私にはそれがある。彼は手数を出しているから試合に勝っている。彼はフィニッシャーではないし、試合がグラウンドになったときでもフィニッシュするとは思われていない。だから私は違うタイプだし、彼を打ち負かすつもりだ。もし彼がそう考えていないのなら、誰か逆のことを考えている人がいるのなら、そいつらは思い知らされるよ」

トプリアは王座を獲得するだけでなく、歴代のフェザー級王者と肩を並べるつもりだと語っています。

「フェザー級で最も偉大な選手の一人としてね。ジョゼ・アルド、コナー・マクレガー、アレクサンダー・ヴォルカノフスキーと同じように、私のことも覚えていてくれるだろう。その中に自分を加えるつもりだよ」