インタビュー・コメント

ダナ・ホワイト「UFC300でエドワーズに3人の相手がいた」

これまで決まっていなかったUFC300のメインイベントがようやく発表されました。

4月13日にラスベガスで開催されるUFC300のメインイベントでは、アレックス・ペレイラ対ジャマール・ヒルのライト級王座戦が行われることになります。

これまでウェルター級王者のレオン・エドワーズもUFC300の候補にあがっていたものの、最終的にUFCはペレイラ対ヒルを選択することになりました。

UFC298終了後の記者会見でダナ・ホワイトは、エドワーズには3人の対戦相手がいたものの、王者は断らなかったことを明らかにしました。

「我々はたくさんの人たちと話をし、たくさんの試合を組もうとした。このビジネスでは、チャンスを掴むことが大切だ。UFC300のメインイベントは、話題性とエネルギーに包まれている。こう言っておこう。レオン・エドワーズにはこれまで3人の対戦相手がいた。レオン・エドワーズは誰に対してもノーと言わない。間違いなく男前だよ。彼はUFC300の間で、3人の対戦相手を与えられたが、どれもイエスだった。彼は誰とでも戦うつもりだったんだ。レオンには感謝しているし、とても尊敬しているよ」

「この男は誰と戦うかを気にしていない。我々が彼に連絡してUFC300のメインイベントでこの男と戦うんだ、また電話をしてこの男と戦うんだ、そして3度目の電話でまた対戦相手を変える。クレイジーだよ。この男は気にしていない。彼は挑戦する気満々だ。誰とでも戦う準備ができている。私はそれが大好きだし、とても尊敬しているんだ」

またホワイトハUFC300のメインイベントの決定が遅れたのは、お金の問題ではなかったと語っています。

「これはお金の問題ではなかった。全てはタイミングだったんだ。我々は3大会連続で素晴らしいカードを手にしたし、このビジネスではケガがあるし、舞台裏ではさまざまなことが起こる。我々はずっと(UFC)300の話をしていた。可能な限り最高の試合を組もうとしていた。あと2試合あるんだが、最高な試合を2試合やろうと思っているんだ。この2人がそれだ。映像を見ただろうが、2人がどんな選手でどんなことを成し遂げてきたかも説明した。2人ともハングリーだし、戦うことを望んでいる。あの試合が最悪なものになるわけがないよ」

「(アレックス・ペレイラは)あんなに短期間に、2つの階級を制覇した。基本的に1つのスタイルでやってきた男が、ここで成し遂げた。(イスラエル・アデサンヤが)成し遂げたときはもちろん印象的だったが、今この男はさらに早く2つの階級でそれを成し遂げたんだ」