今週末にメキシコで開催されるUFCファイトナイトでは、ブランドン・モレノ対ブランドン・ロイバルが行われます。
モレノは母国メキシコで行われた過去2戦が引き分けと敗戦だったため、今回は勝利を目指しています。
モレノは今週行われたメディアデーで、ロイバル戦について語りました。
「少し悔しいね。当然自分のレガシーにしたいからだ。国民の前で、メキシコ国旗の前で勝ち名乗りをあげる。それだけだよ。それは過去に起こったことで、僕はただ気持ちを切り替えるようにしているんだ。悔しいけど、2020年以降は王座戦、再戦、トリロジーなど大きなプレッシャーの中で生きてきた。今回はとにかく楽しもうと思っているよ。同時にこの試合が今の僕の戦績にとって重要であることも理解している。ブランドン・ロイバルに集中している。目の前の挑戦に集中しているし、準備は出来ているんだ」
ロイバルとは2020年11月に対戦しており、このときはモレノが1ラウンドTKOで勝利しました。
ロイバルは肩の負傷だったため本当の負けではないと主張しており、モレノはこの主張に理解を示しています。
「本当にあっという間の1ラウンドだった。感想があるとすれば、僕が勝っていたということだね。彼はたくさん打っていた。テイクダウンしてコントロールしたかったよ。ただそれだけだけど、彼のフラストレーションは理解できる。彼は本当に僕に勝てると信じているからね。でもそんなの関係ないし、戦う準備は出来ているよ」
5月4日にブラジルのリオデジャネイロで開催されるUFC301では、フライ級王者のアレクサンドル・パントーハが対戦相手を探しています。
もしロイバルに勝利すれば王座挑戦の可能性も見えてきますが、モレノは今後のことは考えていないと語りました。
「おそらくね。わからないよ。ただロイバル戦に集中したい。今多くの人たちがパントーハのことを聞いてくる。そのことや将来のことを聞くのは、(メディアの)仕事だとわかっている。でも今はブランドン・ロイバルに集中しているんだ」