インタビュー・コメント

UFC王者アレックス・ペレイラ「アデサンヤと戦いたかった」

UFCライトヘビー級王者のアレックス・ペレイラは、4月13日のUFC300のメインイベントでジャマール・ヒルを相手に防衛戦を行います。

ペレイラはミドル級からライトヘビー級に転向して王座を獲得した後、ミドル級時代からのライバルであるイスラエル・アデサンヤに対戦を呼びかけました。

しかしアデサンヤはこの呼びかけに応じることなく、両者1勝1敗からの決着戦は行われませんでした。

ペレイラは『The MMA Hour』に出演し、今後アデサンヤと戦う可能性もあるとし、一緒に練習することにも抵抗はないと語りました。

「何でも起こり得るよ。もしかしたら彼やUFCは(再戦を行うことに)興味があるかもしれない。私はここにいる。でももう終わったことだと思うよ。今後どうかるかはわからないね。機会があれば彼と練習したいくらいだよ。彼は経験豊富で色々なことを成し遂げてきたが、それは私も同じだ。2人のスタイルは似ている部分もあるけど異なる部分も多く、我々の試合に多くのものをもたらすことができるだろうね」

「本当に(アデサンヤともう一度)戦いたかったが、はっきり言って今は終わったことだと思っている。わからないね。(対戦を)呼びかけようとしていたんだ。私のベルトをかけてね。UFCに来てベルトを獲るために3試合戦ったが、それは私にとって大きなリスクだったし、厳しいものだった。アデサンヤとのラバーマッチ(決着戦)をとてもやりたかったんだ。そしてもし彼がライトヘビー級に転向したら、おそらく多くの人たちは私のベルトに挑戦する前に一度戦うべきだと言っていただろう。だが私は彼が負けるリスクもあるから、そんなことは望んでいない。負けた相手とどうやって戦えばいいんだ?すぐに挑戦してきてくれ。でも彼が興味を示さなかったから放っておいたんだ」