今週末に開催されるUFC299では、ダスティン・ポイエーとブノワ・サン・デニが対戦します。
ポイエーは2021年1月と7月に2度コナー・マクレガーに勝利して、通算2勝1敗としました。
マクレガーはこのポイエー戦以来試合を行っておらず、今年はマイケル・チャンドラーやネイト・ディアスと戦いたいと主張しています。
ポイエーはメディアデーの記者会見で、今年約3年ぶりに復帰する可能性があるマクレガーについて語りました。
「誰にもわからないことだ。僕はこのスポーツのファンだから、あいつが戦うときはいつでも見ているよ。でも君たちの推測は僕の推測と同じだ。彼が戻ってくるかどうかなんて誰にもわからないね」
ポイエーはマクレガーに勝った後、チャールズ・オリベイラやジャスティン・ゲイジーに敗れており、現在UFCライト級ランキング3位になっています。
しかしここで勝利することで、再び王座挑戦への道が見えてくると語っています。
「世界チャンピオンになることは、このスポーツでの最後に本当にやりたいことなんだ。多くのことをやり遂げたと感じている。自慢でも何でもなく、長い間戦ってきた。今回がUFCで30試合目だ。惜しかったこともあれば勝ったこともある。長い旅だったね。感謝しているよ。今は全てに満足しているんだ。自分自身に満足しているし、これまでのキャリアにも、家族を養ってきたことにも満足している。素晴らしいことだよ。それが格闘技人生だ。僕にとって素晴らしいのは、17年間戦ってきて、同じ夢や同じ仕事感を持つ多くの男たちに囲まれてきたことだ。彼らは傷つきボロボロになってこのスポーツから身を引いていく。ただただ感謝しているよ」
「僕がどう勝つかによるところが大きいと思う。ビッグ・フィニッシュとかそういうものがあれば、素晴らしいパフォーマンスを見せれば、タイトル挑戦まであと1勝だと信じている。でもこれで前を向くことができる。勝ち星を積み重ねてそこからが勝負だ。土曜日はまだ来ていないから、あまり先のことは考えないようにしているんだ。やるべきことをやらなければならない。そして日曜日には、自分たちがどの位置にいるのか、そして次に何をすべきなのかを再確認するよ」