UFC300のメインイベントでは、ライトヘビー級王者のアレックス・ペレイラがジャマール・ヒルと防衛戦を行います。
ヒルはライトヘビー級王座を獲得したものの、昨年7月にアキレス腱断裂によって王座を返上しました。
ヒルが試合当日100%の状態で戦えるのか疑問視する声があるものの、ペレイラは今週行われたメディアデーで、ヒルの状態は気にせずベストな状態でやって来ると考えていることを明らかにしました。
「彼が休んでいたことやケガについては、あまり深く考えていないね。もし彼がここにいて試合を受け入れたとしたら、それは彼が100パーセントの状態だからだと思いたい。彼はこの仕事がどのような責任を伴うか知っているし、誰と戦うかもわかっているだろう。私の中で彼は優秀だと思っているし、私も自分の役割を果たすつもりだよ」
ペレイラにとってはこの試合がライトヘビー級王座の初防衛戦になります。
以前はミドル級王座を獲得したものの、イスラエル・アデサンヤに敗れて防衛に失敗したことがあります。
ペレイラはミドル級王座防衛戦を振り返りました。
「それが私の仕事だし、ベストを尽くそうとした。ベルトを防衛しようとしたけど負けてしまったんだ。こんなことが起こるのは私が初めてではない。私はメンタリティを変えているし、とても現実的な人間なんだ。負ける可能性があることは分かっているが、心の中では戦って勝つためにここにいるんだよ」