UFC300でアルジャメイン・スターリングは、カルヴィン・ケイターに判定で勝利しました。
元バンタム級王者のスターリングにとって、この試合は階級を一つ上げたフェザー級でのデビュー戦でした。
スターリングは試合後の記者会見で、次に対戦したい選手としてブライアン・オルテガの名前を挙げています。
「次にベストな選手とやらせてくれ。敬意を表してブライアン・オルテガを選ぶよ。彼は一度一緒に練習したことがある選手で、同じ経営者だし、嫌悪感とかは全くない。お互い同じものを追いかけようとしているだけだ。メラブのように、僕のメインのトレーニングパートナーというわけではないけどね。状況が違うんだ。僕は自分を彼のような選手を倒す男だと思っているし、それは誰にも否定されないことだよ」
将来的にフェザー級王者のイリア・トプリアに勝って王座獲得を考えているスターリングにとって、ケイター戦は判定ではなく、フィニッシュして勝ちたかったと語りました。
「今回のパフォーマンスに少し落ち込んだよ。というのもイリアのような選手に勝つには、ケイターのような選手をフィニッシュする必要があるからね。彼がグラウンドでディフェンスすることを想定して万全の準備をしていたから、それが少し悲しかった。もし彼をフィニッシュできないなら、一体どうやってあの男をフィニッシュすればいいんだって感じだよ。もし僕が再び世界タイトルに挑戦したいんならね。僕はそういう見方をしているんだ」