インタビュー・コメント

イリア・トプリア「BMF王座があるからホロウェイと戦いたい」

マックス・ホロウェイはUFC300でジャスティン・ゲイジーを残り1秒でノックアウトし、BMF王座を獲得しました。

ホロウェイは今後フェザー級王者になったばかりのイリア・トプリアと対戦する可能性があります。

トプリアは『The MMA Hour』に出演し、ヴォルカノフスキー戦の前にホロウェイと戦いたかったものの、UFCがこのカードを切らなかったことを明らかにしました。

「実はUFCはこの瞬間のために彼を温存していたんだ。私はヴォルカノフスキー戦の前に、マックス戦を求めていた。ずっと彼と戦いたいと言っていた。ようやく彼らは私にヴォルカノフスキーと戦わせてくれた。この瞬間のために彼を取っておいたんだよ。次はマックス・ホロウェイだ。私が逃げているだの何だの、彼は好きに言えばいい。最後の10秒間と同じエネルギーを持ってきて、最初の10秒でそれを発揮すれば、何が起きるかわかるだろう。私が最初に彼を殴って気絶させることになる。私は全てにおいて彼よりずっと優れているんだ。何だってできるよ。彼に『どうやってフィニッシュして欲しい?ノックアウトして欲しい?どうして欲しい?』って聞くことだってできるんだ」

トプリアがホロウェイ戦に興味があるのは、BMF王座を持っているからだと語りました。

「この試合にはいろいろなことが絡んでいる。彼はBMFのベルトを持っているね。だから自分のレガシーにそのベルトを加えられることにワクワクしているよ。UFC王座、BMF、他に何がある?もしかしたら2階級目を狙うかもしれない。BMFのベルトがなければ、彼と全然戦いたくない。もしベルトがなければ、ヴォルク(ヴォルカノフスキー)と再戦するよ。でも彼があのベルトを持っているから、私は興奮しているんだ。だから彼と戦いたい。彼は『今は選択肢がたくさんある』と言っている。彼に選択肢はないよ。今は私がチャンピオンだ。日程も場所も私が選ぶ。彼はただ準備をして連絡を待つだけでいい。私が戦いたいときは、いつでも彼は準備ができてなければならないんだ」

トプリアは防衛戦の時期に、9月14日にラスベガスにあるスフィアで開催予定のUFC306を候補に挙げています。

「私に9月にスフィアで試合をして欲しいということだと思う。だから彼らがどのように事態を打開していくのか見ていくことになる。それと同時に、スペインに行きたい。来年の第1四半期にはUFCをここにもたらしたい。来年のその時期に戦えるように、それが今年9月か10月に戦いたい理由の一つだよ」