インタビュー・コメント

アレクサンドル・ パントーハ「エルセグはタフな相手だった」

ブラジルのリオデジャネイロで開催されたUFC301のメインイベントでは、アレクサンドル・ パントーハがスティーブ・エルセグに判定で勝利して、2度目のフライ級王座防衛を果たしました。

エルセグはフライ級ランキング10位でしたが、地元出身であり王者のパントーハにとってタフな試合となりました。

パントーハは試合後のメディアスクラムで、エルセグとの試合がタフなものになると予想していたと語っています。

「最初の3ラウンドは間違いなく私の勝ちだったと思う。4ラウンドは彼が勝ったかもしれない。5ラウンドは私が獲ったから、4-1だったと思うよ。とてもタフなヤツだった。言っていた通りだったよ。彼はオーストラリア出身で非常にタフだ。みんなにはあまり知られていなかったね。彼は死ぬ覚悟をしていたし、チャンピオンシップを戦うということは、そういうことなんだと思うよ」

パントーハは今のフライ級の競争が激化していることに満足していると語っています。

「この階級はタフだといつも言ってきた。10位の選手でもチャンピオンと戦えるし、今夜はまさにそれを見ただろう。この階級は仕事が全てだ。口先だけではランキングは上がらないし、これは本当に嬉しいことだ。この試合はこの階級にとって分岐点になったと思う。メキシコではメインイベント(モレノ対ロイバル)が行われて、先週もフライ級同士のメインイベント(マテウス・ニコラウ対アレックス・ペレス)があった。だからこの状況にとても満足しているよ」

約10ヵ月で3試合を戦ったパントーハは、しばらく休暇を取りたい考えを明らかにしました。

「この階級のトップ5の選手と対戦する彼(エルセグ)を見てみたいね。どんな結果になるか見てみたいんだ。彼はこの階級で地位を得ることになると思うが、今はそのことは考えていない。練習や試合のことは考えたくないし、ビーチのことを考えたいんだ。明日は変わるかもしれないけど、今はそれだけだよ」