UFC302のメインイベントでは、イスラム・マカチェフがダスティン・ポイエーにサブミッションで勝利し、ライト級王座を防衛しました。
マカチェフは出血しながらもポイエーの猛追をかわし、5ラウンドにダースチョークで勝利しました。
マカチェフは試合終了後の記者会見で、全体的に盛り上がりに欠けたUFC302の中で良い試合をしたと主張しました。
「今日私がこのイベントを救ったと思う。全ての試合が退屈なもので、会場全体がほとんど眠っていたからね。ダスティンと一緒に素晴らしいパフォーマンスを見せた。正直なところ、かなり良い試合だったけど、カットがあるときはイヤなんだ。今は痛みがあるし、明日はもっと痛みが増すと思う。ダスティンはイヌで、噛むし、蹴るし、パンチもする。彼をフィニッシュできてうれしいけど、今でも世界でベストな選手の一人なんだ」
次はチャールズ・オリベイラに勝利して、ライト級ランキング1位のアルマン・ツァルキヤンとの防衛戦が濃厚となっています。
しかしマカチェフは2019年にツァルキヤンと対戦しており、このときはマカチェフが判定で勝利しています。
マカチェフは一度勝利したことのあるツァルキヤンとの防衛戦よりも、2階級王者になる方が興味があると語りました。
「2階級チャンピオンになりたくないって誰が思う?これは歴史なんだ。2階級王者は何人いるのか?2本目のベルトを手にすることは、全てのファイターの夢だ。これは私の夢でもある。歴史に名を刻みたいし、2階級チャンピオンとしてみんなに知ってもらいたい。もしチャンスがあれば、わずかなチャンスでもあればやるよ。偉大なレガシーを残したいなら、2本目のベルトを獲るしかない。それが私の考えだよ」
「準備はできているよ。ダナは私の番号を知っている。私に電話するなら何か新しいチャレンジを用意して欲しい。再戦しても意味がないよ。新しいチャレンジだ必要なんだ。でもダナが望むなら戦おう。それで問題ないよ」