インタビュー・コメント

UFC王者マカチェフがツァルキヤンに反論

UFCライト級王者のイスラム・マカチェフがダスティン・ポイエーに勝利したことで、次の相手にはランキング1位のアルマン・ツァルキヤンが候補になっています。

マカチェフとツァルキヤンは2019年に一度対戦しており、そのときは判定でマカチェフが勝利しました。

ポイエーに勝った後、ツァルキヤンは試合中に王者のマカチェフが疲れていたとし、もし再戦すれば簡単に倒すことができると主張しています。

マカチェフはロシアメディアの取材に応じ、ツァルキヤンに対して反論しています。

「彼はよくしゃべるだけだ。試合で注目を集めることができないから、しゃべることで注目を集めようとしているんだ。彼にはチャンスがあって、私は一度彼を倒している。またやらなきゃいけないと思っているよ。疲れ果ててはいなかった。どのラウンドもフレッシュだった。疲労困憊の選手が5ラウンド目に相手にチョークを決めるのは不可能に近い。ポイエーはベストな選手の一人だし、どんどん上達している。彼はタイトルマッチで2度絞め落とされているから、その準備をしていたんだろう。よく準備をしていたよ。私は1ラウンド目で彼にチョークを決めようとしていたんだ。私には十分なパワーがあったが、彼はそれをよくディフェンスしていたよ」

また次回ペイパービューのUFC303では、コナー・マクレガーとマイケル・チャンドラーが対戦します。

マカチェフはマクレガーとの対戦に興味を示しつつも、チャンドラーには勝てないとの見解を示しました。

「正直に言うと、マクレガー戦の方があらゆる点でおもしろそうだ。でも彼が次の試合に現れるとは思っていない。あの映像はみんな見たし、記者会見も中止された。 彼が試合に間に合うとは思えない。たとえやって来たとしても、チャンドラーが勝つと思う。彼はより集中しているし、ハードなトレーニングを積んでいて、よりハングリーだからね」