インタビュー・コメント

メラブ・ドバリシビリが試合スタイルを変えたきっかけを語る

バンタム級ランキング1位のメラブ・ドバリシビリは、UFCキャリア初期にファイトスタイルを変えるきっかけとなった試合があったようです。

2018年4月に戦ったUFC 2戦目のリッキー・シモン戦では、メラブが3ラウンド終了間際にテクニカル・サブミッションで敗れました。

メラブは『Raw Talk』で、この試合以降はリスクを最小限に抑えてコントロールすることに専念するようになったと語っています。

「2試合目に非常にタフなリッキー・シモンと戦った。彼はどこもかしこも上手かったし、僕は彼を仕留めようとパンチを繰り出し、ノックアウトしようとしたんだ。サブミッションもやろうとしたよ。何も上手くいかなかったけど、試合には勝っていた。残り1分になってフィニッシュを狙って彼をテイクダウンした。そして持ち上げてジャンプしたとき、頭を床に打ち付けてしまった。僕は気を失い、そのとき彼が僕の首をつかんで絞めようとした。タップはしないし、落ちてもいない。僕はまだ戦っていたが、レフェリーは意識を失ったり戻ってきたりしていたと言っていた。TKOか何かを宣告されたんだ。その後で僕はこう決めたんだ。テイクダウンして、それを楽しもうとね。フィニッシュを追い求めるつもりはないし、リスクを冒すつもりもない。それからはより賢い選手になったよ。以前はワイルドだった。でも今は対戦相手を翻弄しているんだ」

なお、メラブはシモン戦以降は負けておらず、現在まで10連勝中となっています。