イクラム・アリスケロフは当初6月15日に行われたUFCファイトナイトに出場する予定でした。
しかし今週末に開催されるUFCサウジアラビアで、カムザット・チマエフが欠場することになったため、その代わりでロバート・ウィテカー戦をオファーされました。
アリスケロフは『MMA Junkie』のインタビューで、ウィテカー戦をオファーされたとき、マネージャーのアリ・アブデラジズと話し合って受ける方がメリットが大きいと判断したため引き受けたと語っています。
「あの時点で体重を減らし終わって、水も飲み終わっていた。あと4〜5kg残っていて、その時点でかなり体重があったんだけど、彼らから『君は絶対に戦うんだ』って言われたんだ。だからその体重を2〜3日続けて、ここまで移動して、そして今ウォーターローディングをやって、さらに水抜きをしなければならない。とても長いよ。試合のことよりも、ようやく食事ができることだけを考えているんだ」
「我々はファイターであり、これが仕事だ。これが我々の人生なんだ。 自分のインスタグラムにも『いつでも、どこでも、誰とでも』と書いている。トップレベルで戦いたいなら、このモットーに従わなければならない。準備は出来ていた。5ラウンドでも10ラウンドでも構わないし、何があってもいいように準備しなければならないんだ」
「私はトップ10ファイターだから、よりタフなマッチアップになると考えている。少なくともトップ10に入る資格がある。マネージャーのアリと話したんだけど、UFCは私がこの試合をすることを期待しているみたいだった。彼らは私が準備ができていて、この試合を受け入れるべきレベルの相手だと考えている。それは素晴らしいことだと思う。UFCは評価してくれているんだ。彼らは私の価値をわかっている。私の実力をわかっているんだから、よりタフなマッチアップになるのは当然だと思うよ」
もしウィテカー対チマエフが行われていれば、次期ミドル級王座挑戦者決定戦になった可能性があります。
アリスケロフはウィテカーに勝った場合、王座に挑戦できるかどうかはわからないとしながらも、最終的には王座獲得が目標だと語りました。
「私にとっての目標はベルトを獲ることにある。もしこの試合に出るのがカムザットだったら、タイトル挑戦者決定戦になっていただろうね。でも私の目標は変わらないよ。タイトルであることに変わりはない。勝てば次のタイトル戦のオファーがあるかどうかはわからない。でも大事なことは、その目標にたどり着くために、できることや必要なことは何でもするということだよ」