インタビュー・コメント

ダナ・ホワイトがペレイラのヘビー級転向に言及する

UFC303のメインイベントでは、アレックス・ペレイラが2ラウンドTKOでイリー・プロハースカを下し、ライトヘビー級王座防衛に成功しました。

ミドル級、ライトヘビー級の2階級で王者となり、今後ペレイラはUFC史上初となる3階級王者になるため、ヘビー級への転向も期待されます。

UFCのダナ・ホワイトはイベント終了後の記者会見で、ジョー・ローガンからヘビー級転向について質問されたと語りました。

「ジョー・ローガンだけでなく、みんなが彼のヘビー級転向を望んでいるようだね。今夜彼と話していたとき、彼はどうでもいいと思っていた。『ヘビー級で戦うよ。いつでもどこでも戦う』って言っていたよ。彼は転向する準備ができていて、適切にでもう一度戦いたいと思っている。彼はそういう男だ。サベージだよ」

ホワイトはペレイラがすぐに3階級制覇を目指すよりも、このままライトヘビー級で地位を固め、いずれヘビー級に転向することを望んでいると語っています。

「彼はミドル級からライトヘビー級に転向した。そこで何試合か戦い、タイトルを防衛した。でもこの男が2年間この階級にいて、この階級にいる選手全員を倒したわけじゃない。あの2人が対決したときを考えてみてくれ。彼だけじゃなくイリーもそうだ。私が彼らの真ん中に立ったら、彼らがマジでモンスターに見えるだろう。二人ともデカい。もし彼らが2人ともミドル級だったらと想像してみて欲しい。常軌を逸しているが、2人はライトヘビー級でも良い体つきだ。だがヘビー級に上がるとレベルが全然違うんだ。ジョン・ジョーンズのように大きく良い選手であっても、彼がヘビー級に転向したときに私たちは『これはおもしろいことになる』って思ったものだ。でもそうじゃなかったよ」

「もし彼が階級を制覇して、戦える相手が誰もいなくなり、彼が37歳でもしヘビー級に転向したければさせるが、そんなことはない。今日彼は230(ポンド)だったと言ったよね?チャック(リデル)やフォレスト・グリフィンは普段230で、減量で205まで落としていた。大きいわけじゃない。ヘビー級の何人かは265だ。彼らは減量して265になっている。別の次元だよ」