7月28日にイギリスのマンチェスターで開催されるUFC304のメインイベントでは、レオン・エドワーズ対ベラル・ムハマッドによるウェルター級王座戦が行われます。
3度王座に挑戦したことがあるコルビー・コビントンは、2021年11月に当時王者だったカマル・ウスマンに敗れ、2022年3月にホルヘ・マスヴィダルに勝利した後、昨年12月にレオン・エドワーズに判定で敗れています。
そして足の骨折が回復したコビントンは復帰を考えており、王座挑戦が決まっているムハマッドに対戦を呼びかけました。
ムハマッドは『MMA Fighting』のインタビューで、コビントンに呼びかけられたことについて語っています。
「正直言って、最高に面白かったよ。そのことに注意を向けるつもりもないね。なぜならそうすれば彼と堂々巡りになるからだ。今やこの男はジョークだ。彼は自分がジョークだと理解している。だから彼は今よりビッグな選手に呼びかけようとしているんだ。彼は俺に呼びかけ、(チャールズ)オリベイラにも呼びかける。イアン・ギャリーに戦う価値はないって、なぜ?イアン・ギャリーは彼のスタイルと相性が悪いから?あと1試合負けたら終わりだとわかっているんだ。最後の試合がどれだけひどかったか。勝つために必死なんだ。彼はおそらくそこで待っていると思う。たぶんフェザー級か誰かに声をかけて、その中の誰かが食いつくのを期待するんじゃないかな」
またムハマッドは、チャンドラーと対戦した後にウェルター級王座を狙うことも考えているマクレガーを一蹴しました。
ムハマッドはマクレガーとの対戦について語っています。
「正直なところ、それは愉快なことだよ。絶対にありえないことだとわかっているからこそ、笑えるんだ。今でもね。木に抱きついているのを見たことがあるし、変な人だよ。あのインタビューでも、彼は何かに打ちひしがれているように見えたし、誰に対しても呼びかけていた。正直、チャンドラーは彼に勝つと思うよ。俺はチャンドラー勝利を支持するつもりだけど、どうなるかは誰にもわからないだろう?レオンはおそらくその試合後も彼に呼びかけるだろうし、だから俺はこの2人を負けさせよう。そして彼らはお互いに呼びかけ合って、結局は無意味な争いに終始することになるんだ」