インタビュー・コメント

ベラル・ムハマッド「エドワーズは負ければ注目されなくなる」

7月27日にイギリスのマンチェスターで開催されるUFC304では、レオン・エドワーズ対ベラル・ムハマッドによるウェルター級王座戦が行われます。

ムハマッドは『MMA Fighting』のインタビューで、王座を獲得したら戦う王者になりたいと語りました。

「戦うのが大好きなんだ。コーチに『何とかしよう、誰か他の選手とやろう』と言っている俺がどれだけ落ち着いていられないかわからないだろう。俺の目標はこのベルトを獲得して、アブダビに戻ってそこで(UFC308で)タイトル初防衛戦をすることだ。活動的でいたいんだ。いつもトレーニングしているし、ジムにもいるし、仕事もしている。我々は戦うことで報酬をもらっている。傍観することで報酬をもらっているわけじゃないんだ」

「レオン、俺が言ったようにそれは恐怖なんだ。彼は次の対戦がタフになることもわかっている。負けることもわかっているんだ。彼はこの試合が決まった時点で、『このベルトを巻いてGQ誌に載るのも、サッカーの試合を見に行くのもこれが最後のチャンスだ』なんてそんなバカなことを考えていたんだろう。負けた後は、誰も彼に注目しなくなるからね。それ以外では注目されないだろう。もし彼がこのベルトを持っていなかったら、誰も彼のことを知らない。彼は自分のことを話さないし、宣伝もしない。話し方がわからないんだ。ポッドキャストに出演するときでさえ、小声で話している感じだ。バカにしか見えないし、恐れているように見える。この場にふさわしくない。あのベルトは彼の肩に似合わないよ。俺の肩にあるべきだ。ベルトを獲ったら、この階級で示していくよ」

マンチェスターは王者エドワーズの母国になりますが、ムハマッドは勝って王座獲得をするのに理想的な場所だと語りました。

「気に入っているよ。マンチェスターが理想的な場所だと思っている。(UFC)300を望んでいたのか?300のメインイベントに出たかったのか?でもこの機会を見たとき、マンチェスターに行くことを知ったとき、そこでこのチャプターは終わると思ったんだ。UFCの歴史上、最もハードなタイトル戦の一つだと思う。彼の地元へ行き、そこで彼を倒す。そしてベルトを奪ってここに持ち帰るんだ」

ムハマッドはもしエドワーズに勝って王座獲得した場合、ウェルター級の上位ランカー一人ずつと防衛戦をしていくと語りました。

「シャフカト(ラフモノフ)、ジャック・デラ・マダレナ、イアン・ギャリーと試合をやらせてもらい、彼ら全員と戦っていく。他には何もない。俺はただ史上最高の選手として確固たる地位を築くだけだよ」