インタビュー・コメント

ベラル・ムハマッドがエドワーズを嫌う理由を語る

UFC304のメインイベントでは、レオン・エドワーズ対ベラル・ムハマッドによるウェルター級王座戦が行われます。

2021年に一度対戦があるものの、エドワーズのアイポークによって試合はノーコンテストとなりました。

ムハマッドはメディアデーで、エドワーズを憎んでいるとし、個人的な感情を持っている理由を語りました。

「彼を悲惨な目にあわせたい。俺がどれだけ彼より優れているかをわかってもらいたんだ。フィニッシュすると、ラッキーだったとみんなが言うだろう。だからレスリング、グラップリング、打撃、柔術などMMAのあらゆる面で彼を圧倒し、辞めたいと思わせるくらいまで追い詰めたいんだ。彼を拷問したい。彼のコーチが恥ずかしくなって何も言えずに立ち去る姿を見てみたいね」

「彼がタイトルを獲得するまでの道のりやその方法を見ると、俺ととても似ているから、かなり個人的な感情を持っているよ。彼は長い道のりを歩まなければならなかった。誰も彼を尊敬していなかったし、誰も彼にチャンスを与えなかった。そして俺は急きょ彼との試合を引き受けたが、彼は反則を犯して俺を負傷させた。そのせいで試合は中止になってしまったんだ。俺にとっては初めてのメインイベントだった。俺が輝くときだったはずなのに、彼にそれを奪われて次のチャンスを与えてくれず、『どうせ自分が勝っていただろう』とごまかそうとした。そんな話をすれば、ファンは彼の言う通りだろうってなる。だからそこからは頭の片隅に、どうなっていたか見てみたいという嫌なものがずっとあったんだ。そして俺は全ての選手を圧倒しているのに、まだ俺の連勝記録を軽視している。彼も彼のコーチやチームも、まだ次じゃないと言っている。彼は軽視して、俺にはっきりと言い始めた。だから腹が立ったんだ。それがあの男を嫌いな気持ちにさせている。だからあの男に血を流させてぶっ壊せることにワクワクしているよ」