インタビュー・コメント

トニー・ファーガソン「これが最後の試合にはならない」

今週末にアブダビで開催されるUFCファイトナイトでは、トニー・ファーガソンとマイケル・キエーザがウエルター級で対戦します。

ファーガソンは現在7連敗中で、UFCのダナ・ホワイトは引退を勧めていますが、ファーガソンはこの試合で引退するつもりはないようです。

ファーガソンはメディアデーで、この試合について語っています。

「俺はもう40歳だ。非常に長い間、35年以上このスポーツで戦ってきた。ちょっとクレイジーだね。大学では165ポンドでレスリングをしていた。170ポンドでジ・アルティメット・ファイターで優勝した。マイケル・キエーザには155ポンドで勝利した。考えれば後戻りはできないはずだ。170ポンドは良い感じだよ。これが最後の試合になるとは思っていない。とんでもないことをやらないといけないし、それが俺の計画だよ」

ファーガソンはこれからもUFCで戦いたいとし、他のプロモーションで戦うつもりはないと語っています。

「俺はUFCが大好きだし、ここに残るつもりだ。だからその権利を勝ち取らなければならないんだ。俺は7敗しているが、俺以外の他に誰が8度目のチャンスをもらうことができるのか?俺は多くを求めていないし、だからできる限り最高のパフォーマンスをすることを自分に問いかけている。そうすれば自分のポジションを維持できるからね。俺はここにいたい。他の団体で戦いたくないんだ。BKFCに行って、コナー(マクレガー)にまたやってもらうのか?いや、そんなことはしたくない。文字通りここがホームなんだ。ずっとね。いざとなれば、自分のプロモーションを始めるかもしれない。やっていきたいビジネスはたくさんあるし、若い世代は俺が何かするのを待っているんだと思っている。色々なことをやってきたが、まだ次のステップには進んでいない。なぜならまだ準備が出来ていないからだ。準備ができたらそうするかもしれないが、今はまだだね」

負ければ8連敗となってもうあとがないファーガソンは、これが最後の試合になるのかという質問に答えました。

「いや、俺にはゲームプランがある。これが終わったらすぐに研究するつもりだ。だから1時間半の有酸素運動を終えたところだよ。バイク、トレッド(ミル)、エリプティカル、ローイングを20分ずつだ。その前に18ラウンドやった。だから俺の体は活性化しているし、今のように集中するために『相手を殺す』みたいなことは考えていない。なぜなら俺は決してそういうヤツではないからだ。でもアスリートとして、相手を打ち負かしてその場から立ち去らせる。だからキエーザは手に負えなくなるだろうね。リスペクトはあるが、そのリスペクトはケージのドアが閉まった瞬間に終わるんだ」