インタビュー・コメント

ベラル・ムハマッド「UFC王座挑戦まで大変だった」

UFC304では、ベラル・ムハマッドがレオン・エドワーズに判定で勝利してウェルター級王座獲得に成功しました。

ムハマッドは『The Fighter & The Kid』で、王座挑戦まで長い道のりだったと語っています。

「頭の中では、もし負けたらもうチャンスはないと考えていた。そこに到達するのはとても難しかったよ。俺は人に何かを頼むのは嫌いなんだが、ただ挑戦するために必要なことは何でもやろうと必死だったんだ」

「ファイトウィークはとても落ち着いていたし、冷静だったよ。というのも俺にとって一番大変だったのは、その試合を組んでもらうことだったからだ。それがストレスだったね。ギルバート・バーンズ戦では、なぜ3週間前にこの試合を受けるんだ?って。俺は3週間前に全てを賭けたんだ。レオンと試合をした後は、大きな安堵感のようなものがあった。今ここにいる。もう怖いものは何もない。そのために頑張ってきたし、そして今自由になったからケージの中で気楽になれるんだ。バックステージにいるや退場することがとても嬉しかった。俺たちは獲れないと言われていたから、ケージの中でも笑っていたかった。そして今、ここにいる。自由があったから、今までで最高の試合ができたんだ」

またムハマッドは、初防衛戦の相手についても語っています。

「今見ていると、シャフカトとウスマンは同じジムの選手だ。ウスマンにはレガシーがある。彼はダナ・ホワイトがGSPより上だと言っていた男だ。だから2人とも同じジム出身なんだから、コインを投げてみてどっちが俺と戦うことになるか見てみよう。タイトルマッチにふさわしい選手なんていないだろ?だから俺は誰とでも戦いたいんだ。レオンがタイトルを獲得したとき、俺はその次に候補者として明確だった。シャフカトは無敗だけど、俺が経験したようなことをする必要がなかった。だから彼がすぐに100%それに相応しいとは言えないんだ。名前的には、ウスマンがこの階級で最もビッグだと思う。シャフカトはおそらく最大のオーラを持っているよ」