今週末にオーストラリアのパースで開催されるUFC305では、ミドル級王者のドリカス・デュ・プレシは、イスラエル・アデサンヤを相手に防衛戦を行います。
アデサンヤはUFC293でショーン・ストリックランドに敗れてミドル級王座を失っており、デュ・プレシはUFC297でストリックランドに勝って王座を獲得しました。
デュ・プレシはメディアデーで、アデサンヤがストリックランドに敗れた理由について語っています。
「(アデサンヤは)調子の悪い夜だったと思う。それは彼の戦いぶりを見れば明らかだった。試合全体を見ても、それがよくわかるよ。しかし私はストリックランドと戦ったことで、その試合をめぐる私の認識が一変したんだ。なぜならショーン・ストリックランドと戦うことがどんなことなのか、身をもってわかったからだ。彼は当てるのが難しい。イジーの場合、手数は打たない。打撃はピンポイントで正確だ。少なくともそうあろうとしている。彼はどちらかというと、動いて動いて打つタイプだ。ストリックランドと戦ったときも、彼は全ての打撃を外していた。ストリックランドはディフェンスがすごくいい。私がストリックランドと戦ったとき、すぐにそうだと気づいたよ。私は彼を捕まえて打ち負かせるように手数を打ったんだ。でもイスラエルは手数を打たないし、彼が打つたびに攻撃を外していた。元々イスラエルは調子の悪い夜だったと思うが、ストリックランドと戦った後、その試合をもう一度見てみると、実はストリックランドが彼の持ち味を極めて上手く発揮しただけで、そのスタイルはイスラエルには全く合っていなかったのだと思うよ」