UFC305では、カイ・カラ・フランスがスティーブ・エルセグを1ラウンドTKOで勝利しました。
エルセグは5月のUFC301で、フライ級王者のアレクサンドル・パントーハに挑戦して判定で敗れており、勝ったカラ・フランスは今後王座挑戦の可能性が出てきます。
一方で元RIZINバンタム級王者の朝倉海がUFCと契約したことで、パントーハの次期挑戦者との噂もあります。
カラ・フランスは試合後の記者会見で、朝倉海に順番を待つべきだとし、パントーハへの挑戦について語っています。
「この試合を分析すれば、私はみんながチャンピオンになるべきだと考えていた相手に勝っただけだ。ただ1ラウンドで彼を倒しただけだよ。UFCは日本からカイ(朝倉海)を呼びたいらしいけど、私が本物のカイだ。ここは私のホームだ。自分が上手いと思うからと言って、いきなりトップとやり合えると思って入ってきてはいけないよ。そうはいかない。自分で勝ち取らないとね。私はこの会社にしばらくいて、フライ級の誰とでも戦ってきた。何度も何度も言ってきたことだけど、私は自分の行動を最も大きな声にするつもりだし、今注目を集めている。だからアレクサンドル・パントーハが試合を組んでいないことは知っているよ。私はタイトル挑戦に戻るために飛躍したし、現実的な可能性のように思えるね」
「もし私にタイトル戦を戦えというのであれば、喜んで12月まで待つよ。私とパントーハには歴史がある。ジ・アルティメット・ファイターのシーズン24で戦ったことがあるんだ。2ラウンドだけの試合だったし、あの番組で毎週毎週体重を減らしてスキルの全てを披露することはできなかった。でも彼のことは知っているし、UFCで本当によくやっている。そして今チャンピオンになったし、称賛しかないよ。彼のファイトスタイルは大好きだけど、私なら彼を倒せるような気がする。おそらく彼はまだUFCで私と戦っていないから、もし彼が望むなら戦おう。UFCが望むなら、12月にやろう」