インタビュー・コメント

ダナ・ホワイト「アレックス・ペレイラがいるのは嬉しい悩みだ」

UFC307のメインイベントで、ライトヘビー級王者のアレックス・ペレイラは、カリル・ラウントリーを相手に防衛戦を行います。

しかし先日イスラエル・アデサンヤに勝利したミドル級王者のドリカス・デュ・プレシに対して、ペレイラはミドル級に入って王座挑戦の可能性を示唆しました。

UFC CEOのダナ・ホワイトはコンテンダー・シリーズの記者会見で、ペレイラについて語りました。

「私の見解だが、彼はマジでヤバいね。上の階級(ヘビー級)に行きたがり、下の階級(ミドル級)にも行きたがる。だからみんなに愛されるんだ。そういう選手たちが愛される。ペレイラは誰とでも戦いたがる。それをとても気に入っているよ」

「(ペレイラ対デュ・プレシが実現するかは)わからないね。その素晴らしい点は、まず先ほど私がなぜ彼はみんなから愛されているのか話したが、マッチメイクをする上でたくさんの選択肢を与えてくれることだ。こうするべき?あれをやるべき?こうするべきじゃない?あれはやるべきではない?彼のような選手がいるのは嬉しい悩みだよ」

ペレイラには一方でヘビー級に転向して、UFC史上初となる3階級制覇を成し遂げる選択肢もあります。

しかしホワイトは、急いで決める必要はないと主張しました。

「どの選手も時間と戦っているんだ。これからの数ヶ月間は何が起こるか見守る必要がある。この階級ではたくさんの試合が行われている。まずはスティーペ(ミオシッチ)と(ジョン)ジョーンズの試合をやる必要があり、それからどうするかを考える。トム・アスピナルは間違いなく次の王座挑戦権を得るべき選手だし、どうなるかはこれからだよ」