インタビュー・コメント

マゴメド・アンカラエフ「次に王座挑戦できることを願っている」

UFC308ではマゴメド・アンカラエフとアレクサンダル・ラキッチが対戦します。

現在ライトヘビー級ランキングで、イリー・プロハースカと並んで1位タイのアンカラエフは、王者アレックス・ペレイラに挑戦すると思われていました。

しかし実際にはUFC307でカリル・ラウントリーと防衛戦をして王座防衛に成功しています。

アンカラエフは今週のメディアデーで、今後の王座防衛の可能性について語っています。

「(次どうするかは)UFC次第だ。今回の勝利で、ほぼ次のタイトル挑戦者の候補になると言われている。そうなることを願っているよ。でももし何らかの理由で私がタイトルに挑戦できず、他の誰かが私の前に現れたら、タイトルに挑戦するためにその選手を倒さなければならないんだ」

アンカラエフは、ペレイラの話題にうんざいしていると語っています。

「正直言って、ペレイラについて話したくはないんだが、みんながペレイラについて質問してくるんだ。もし聞かれたら答えなければならない。でも自分の試合に集中しているよ。目の前の対戦相手のことを心配している。勝利を目指している、そんなところだよ」

アンカラエフは、ペレイラとのスキルの違いを挙げています。

「彼はそれほどタフな選手ではないけど、多才な選手だと思う。彼には打撃があるし、グラウンドもできる。チャンピオンとなると、彼は打撃だけを得意とするし、我々はその打撃をわかっている。彼のレスリングは見たことがないね」

ラキッチ戦でフィニッシュを狙うことを考えているものの、それがタイトル挑戦に関係するとは考えていないと語っています。

「フィニッシュすればタイトルに挑戦できるという条件はなかった。ただダナ(ホワイト)からは、良い試合をしなければいけないと言われただけだよ。自分の実力をしっかり見せられれば、タイトル挑戦も狙えるだろうね」