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UFC306でティム・ウェルチがメラブ・ドバリシビリをかく乱した映像が新たに公開

メラブ・ドバリシビリはUFC306でショーン・オマリーのセコンドに不満を持っていた。

木曜日、UFCは9月14日にラスベガスのスフィアで行われたバンタム級タイトル戦で、ドバリシビリがオマリーのコーチであるティム・ウェルチと口論をしている新たな映像を公開した。
レフェリーのハーブ・ディーンは、試合中にウェルチと口論しないよう警告した。

クリップは以下から。

新たに公開されたビデオでは、ウェルチがドバリシビリの注意をそらし、ドバリシビリのコーナーからの指示を妨害しようとしたのか、あるいは後にウェルチが主張したようにオマリーに対するコメントだったのかは不明だが、ドバリシビリに怒鳴る声がはっきりと映っている。

「メラブ、ちょっと我慢しろよ」とウェルチ。

ウェルチに反応したドバリシビリはディーンに諭され、ドバリシビリのコーナーマン、アルジャメイン・スターリングが抗議した。
「ウェルチは彼に話しかけているんだ!ハーブ、ハーブ、彼に話しかけているんだ!ハーブ、ハーブ、彼に話しかけてるんだ!」

ディーンは 「自分の仕事をしろ、私は自分の仕事をする 」と答えた。

ウェルチはその場でこう説明した。
ウェルチは試合後、この出来事について「ルールに反することをしたとは思っていない」と話した。

「だから、コールアウトで相手の名前を使ってはいけないというルールがあるとは知らなかったんだ」とウェルチは語った。
「ハーブに、僕らのコールアウトにはメラブの名前が入っているものがあると言ったら、彼は『いや、いや、いや』って感じだった。知らなかったよ。そのクソみたいなルールを見てみたいよ」

ウェルチが悪さをした可能性はともかく、彼の行動は試合結果にはほとんど影響しなかった。ドバリシビリはグラップリングで試合の大半を支配し、全会一致の判定でオマリーを破り、UFCバンタム級王者となった。

次の土曜日、ドバリシビリはカリフォルニア州イングルウッドで開催されるUFC311の共同メインイベントで、無敗のウマル・ヌルマゴメドフと対戦する。