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ジャック・デラ・マダレナ断言!「シャフカト・ラフモノフはもうトップ挑戦者じゃない!ムーブオンだ!」

UFCウェルター級王者ジャック・デラ・マダレナは、相手を選ばずすべてのファイトを受け入れる誠実な姿勢を示している。

来るUFC322では軽量級から階級を上げてきたイスラム・マカチェフを迎え撃つが、これがデラ・マダレナにとっては初めての170ポンド級での実戦となる。だがマカチェフのキャリア実績は申し分なく、何よりも彼のチャレンジ精神が高く評価されている。

29歳のオーストラリア出身のデラ・マダレナは、初防衛を成功させれば挑戦権を狙う多くの選手たちがスタンバイしている。かつてはシャフカト・ラフモノフが挑戦レースのトップに居たが、2024年のイアン・マチャド・ギャリー戦以来姿を見せていない。彼についてはUFCが希望すれば対戦も厭わないと語るが、その間に新たな挑戦者が多数現れたと見ており、「タイトル戦には“出場機会”が命運を分ける」と冷静に分析する。

「ラフモノフがトップに居続けるのは難しい。ショーン・ブレイディやイアン・ギャリーら活発に試合をこなしている若手たちがいるからだ」としつつ、「誰が次の相手かはUFCが決めることだから、自分は言われた相手と戦うだけだ」と柔軟な姿勢も忘れない。

同日、挑戦権候補のショーン・ブレイディはマイケル・モラレスと注目の好カードを組み、勝者がタイトル挑戦へ一歩近づくと見られる。さらにギャリーは1週間後、元王者ベラル・ムハマドとUFCカタール大会のメインイベントで対戦予定だ。

王者の座を脅かすライバルは増え続けており、元王者カマル・ウスマンもホアキン・バックリーを一方的に下すなど波乱を呼んでいる。ウェルター級はまさに「次世代が激しく旋回する」旬の時期に入ったと言えるだろう。

デラ・マダレナは「これからの数週間で上位5名ほどで序列が大きく決まるはず。楽しみだ」と胸を熱くする。活発な活動こそが強さの証であることを、「長く控えで待っていると間違いなく出遅れる」と断言。自身もまさにラフモノフの欠場で得た機会を活かして頂点に登り詰めた過去がある。

日々の戦いが、誰よりもウンと熱い。王座の主、ジャック・デラ・マダレナは、揺るぎない強さでこれからもライバルたちの挑戦をはねのけるだろう!これぞ真の“闘志溢れる王者”ぶり。ファンの期待は高まるばかりだ!