インタビュー・コメント

エメット「スティーブンスに勝てばタイトルに挑戦できると思う」

チームアルファメールに所属するジョシュ・エメットは、昨年12月に行われたUFCウィニペグでリカルド・ラマスと対戦しました。

この試合はエメットが計量に失敗したことでキャッチウェイトになったものの、第1ラウンドノックアウトで勝利を収めました。

そして2月24日に開催されるUFCオーランドでは、メインイベントでジェレミー・スティーブンスと対戦することが決定しています。

キャリア13勝1敗で躍進を続けたことで現在フェザー級ランキングで4位となっているエメットは、『FloCombat』で次のように語っています。

「私はこれまでずっと戦ってきているし、短期間で戦っている。それでも今までと全く同じように感じるし、何も変わっていないよ。私はクリスマスから新年にかけて妻と休暇を取ってイタリアにいる弟を見に行ったが、戻ってからすぐにジムに行ったんだ。唯一の違いは、私の名前の横に4位という数字があることだね」

「私は大学時代に4位にランクインしていたヤツを倒したことがある。しかしランキングは私にとって何も意味するものではないんだ。試合に勝つことに対する唯一の良いことは、タイトルに近づくことだと思っている。それらは当然のことだよ。誰だっていつでも負けることはあるからね」

「私は年を取ってきた。私は世界で最高のファイターの一人だと信じているし、最高の試合をしたいと思うが、ランキングを駆け上がる時間がない。私は自分でどこに位置しているのかわかっていたし、タイトルから離れていたからラマスとの試合をしたんだ」

ラマスを破った32歳のエメットは、さらにUFCオーランドでジェレミー・スティーブンスを倒せば、次のタイトル挑戦の可能性が出てきます。この試合についてエメットは次のように語っています。

「これは厳しい戦いになるだろうね。私のキャリアでも最大の戦いになるだろう。それまでで最もタフな相手だと思うよ。彼はこのスポーツのレジェンドだ。UFCで11年近くも戦っている。彼はプロキャリアで40人以上と対戦してきて、そのうちUFCでは27試合もしているからね。彼はフェザー級とライト級で戦ってきたから、私も同じように再びフェザー級でもう一度勝利することを望んでいるよ」

「スティーブンスとは素晴らしい試合になると思うよ。一つだけ残念なのは、私が自分自身と戦っていると感じるくらい彼は私とよく似ているということだ。2人ともレスリングをバックグラウンドに持ち、グラウンドでの良い技術を持っているが、人々はそれをあまり見る機会がなかったね。私たちはどちらも優れた打撃があり、どちらも非常にパワフルで爆発的だよ。そして2月24日は私たちのどちらがより強いのかが明らかになるだろう」

「これはタイトルにつながる試合になると思う。私が言ったように、スティーブンスはこのスポーツのパイオニアであり、レジェンドであり、有力選手たちと戦ってきた。だから私たちの勝者がタイトル挑戦権を獲得すると思う。私たちは2人とも素晴らしい勝利を収めたばかりだし、お互いにトップ10に入っている。私がスティーブンスを倒した後、UFCもファンもみんな私がタイトルに挑戦することを否定できないだろうね」

(FloCombat)