UFCオーランドのメインイベントでジェレミー・スティーブンスは、ジョシュ・エメットを第2ラウンドでノックアウトして勝利を収めました。
しかしスティーブンスが放った膝蹴りは、エメットがグラウンドポジションだったことから試合後に論争となりました。
この試合に敗れたエメットは、対戦相手を責めるのではなく、レフェリーを務めたダン・ミラグリオッタの行動に疑問を呈しています。彼は『The MMA Hour』で次のように語りました。
「私はスティーブンスをダーティファイターだと言うことはないが、それを見て私はもっとフェアなチャンスがあることを望むよ。ダンには彼のやるべき仕事をして欲しいね。もし彼が試合を止めていたら、私は少し時間を取って回復したか、あるいはスティーブンスから離れていただろう。全く別の結果になっていたかもしれないね」
スティーブンスは試合後にその攻撃は問題なかったと主張していましたが、エメットはそう思っていないようです。
「何が当たったのかわからなかったが、それを見た後間違いなく私をかすっていった。新しいルールや古いルールにかかわらず、両膝をついていたのだから私はまだダウンしていたんだ。片手でも両手でも挙がっていれば、それはイリーガルな攻撃だったんじゃないかな」
この試合でキャリア2敗目となったエメットは、スティーブンスとの再戦を望んでいると語ります。
「再戦を望んでいるよ。私は第1ラウンドも勝ったし、第2ラウンドも勝っていた。本当に上手くやっていたんだ。彼は完璧な左フックが私のあごを捉えた。私は立ち直ろうとしたときに、いくつかのイリーガルな攻撃によってさらに悪くなったと感じたんだ」
(bloodyelbow)