今週カリフォルニア州アナハイムで行われたCSACによる聴聞会で、元UFCライトヘビー級チャンピオンのジョン・ジョーンズは約20万ドルの罰金とMMAのライセンスが取り消されました。
元UFC女子バンタム級チャンピオンのミーシャ・テイトは最近『Sirius XM』に出演し、これまで度重なる事件を起こしてきたジョン・ジョーンズについてすでに興味がなくなったと語っています。
「私はジョン・ジョーンズに対してモチベーションと興味を失っているから、彼が復帰するかどうかは本当に気にしていません。もし彼がUSADAから3、4年のサスペンションを受けて本当に変わることができれば、おそらく彼のレガシーを回復するチャンスがあるかもしれない。しかし現時点で私はもう気にしていません。私の中でジョン・ジョーンズはもう過去の人。すでに終わったのです」
「彼の噂話は聞きたくありません。私は最初のときは残念に思いましたが、二度目も彼は私にやりました。それは一度だけ私をだましたなら彼の恥、二度も私をだましたのなら、だまされた私の恥と同じです。3度目に私をだますのはありえないですね。さぁ、今4度目を待っている?そんなわけがありません。もう飽きましたね」
ジョーンズは昨年7月のUFC214でダニエル・コーミエと対戦して勝利した後、USADAのドーピング検査に陽性反応となり、ライトヘビー級タイトルを剥奪されました。これは彼にとって3回目となるタイトル剥奪でした。
ミーシャ・テイトが再びジョーンズに関心を示すためには、今後彼が言葉ではなく行動で示していく必要があると語っています。
「私はジョン・ジョーンズに変わってくれることを願っていますが、もはや彼には期待していません。それが現実だと思います。あまりにも多く何度も事件を起こし過ぎました。私はこの話をすでに何回も何回も聞いていて、彼は変わったと言うよりも私に何か違うところを見せない限り、彼はファンとしての私を取り戻すことはできません。また試合を見たいと思わせるためにはもっとたくさんのことをする必要があります。私は再び失望したくないのです」
CSACからの処分が決定したジョーンズは、今後USADAからの正式なサスペンションが決定するものと思われます。
(mmafighting)