インタビュー・コメント

ラウジー「UFC復帰は柔道でオリンピックを目指すようなもの」

元UFC女子バンタム級チャンピオンのロンダ・ラウジーはWWEと契約し、4月8日に開催されるレッスルマニア34でデビュー戦を行うことが決定しました。

2008年北京オリンピックの柔道で銅メダルを獲得したラウジーですが、レッスルマニアではアトランタオリンピック金メダリストのカート・アングルとチームを組んで、WWEのCOOであるトリプルH、妻のステファニー・マクマホンと対戦する予定です。

ラウジーはアメリカ現地時間火曜日に『The Ellen Degeneres Show』に出演し、オクタゴンへの復帰について言及しています。彼女はわざわざ引退宣言をする必要はないと考えているようです。

「わからないですね。私が柔道で別のオリンピックを目指すために復帰するのと同じくらいの可能性だと思います。柔道では誰も私に辞表を書くことを要求しませんでしたし、同じことが格闘技でも必要だとは思いません。私はただ楽しんでいるだけです。今はWWEで楽しんでいます」

ラウジーはWWEに登場して以降、何度かトリプルHやカート・アングルらとともにストーリーラインを経験しています。新しく加入したWWEの世界については次のように語っています。

「それはチームで行うようなものですね。私はこれまで一度もチームにいたことはありませんでした。水泳を行ったときも一人だったし、柔道も一人でした。ファイターだったときも一人でしたね。WWEは大きなチームのようなものです。誰もができる限り大きなことを成し遂げようとお互いに努力しています」

またラウジーは、先日ステファニー・マクマホンにビンタをされるシーンがありました。そのシーンは以下の動画で

それを引き合いに出してプロレスが受けている誤解についても言及しています。

「それはフェイクマッチではありません。スクリプト化されているものです。先日私が顔を叩かれたとき、それは本当に叩かれたものでした。それを偽る方法はありません。彼らは私のためにゴム手袋を付けたりはしませんからね」

ラウジーはまた、レッスルマニアでの出場が決定した今の心境についても言及しています。

「緊張していますが、オリンピックのようなナーバスさはないですね。起こり得る最悪なことは私が愚かに見えることだけど、それは本当に起こり得る最悪なことではありません。私が何かのためにとてもエキサイティングしたことは思い出せないですね。私はそれを本当に楽しみにしています」

(mmafighting)