インタビュー・コメント

マックス・ホロウェイが復帰時期、オルテガ戦について語る

3月3日に開催されたUFC222のメインイベントは当初、マックス・ホロウェイ対フランキー・エドガーによるUFCフェザー級チャンピオンシップが予定されていました。

しかし大会1ヵ月前にホロウェイがトレーニング中に足首を負傷したことでUFC222を欠場することとなり、エドガーは急きょブライアン・オルテガと対戦することになりました。

ホロウェイはそのときの状況を最新の『The MMA Hour』で次のように語っています。

「状況を受け入れるのは難しいことだったね。私はこれまでの人生で試合から外れたことは決してなかった。これが初めてじゃない?しかしそういうことは起こるんだ。ケガをしたことはついてなかったね。私はあらゆる手段を探そうとして、医師といろいろ話をしたけど、結局できなかったんだ」

ホロウェイは手術を避けてケガは順調に回復してきており、まもなく医師から復帰の許可を受けることを望んでいると語りました。

「まずは今後1ヵ月の間にもう一度医師との話し合いを行い、そこでどうなるか様子を見るつもりだよ。どうなるかはわからないけど、私たちは復帰を認めてもらおうと待っている状況だ。医師は私たちにタイムラインを与えてくれた。今は成り行きに任せているところだよ」

ホロウェイが欠場したことで、当初タイトルに挑戦予定だったエドガーは、UFC222でオルテガに敗れたことでタイトル戦線から外れてしまいましたが、ホロウェイはそれについて全く気にしていないと語ります。

「なんてったってオルテガは無敗だ。彼はとても良いね。私はもし彼がエドガーをフィニッシュするならそれはサブミッションだと思っていたんだ。なぜなら彼はグラウンドでのスキルが非常に素晴らしいからね。しかし彼はそこで自分の思い通りにやっていた」

「これはスポーツだからどんどん動き続けていくものだ。私はその結果に対して全く怒っていない。人々はフランクが完全に列から外れていると思っているだろうね。でも2勝以上すればエドガーは再び戦線に戻って来るから、私は全く気にしていないんだ。私は次に進む時だし、次の相手に集中するつもりだ。それはオルテガになると思うから、次の試合が待ち遠しいね。私は戦う準備ができているよ」

オルテガが以前、ホロウェイ対オルテガは2015年のコナー・マクレガー対ジョゼ・アルド以来最大のフェザー級チャンピオンシップになる可能性がある発言したことに対して、ホロウェイは同意しています。

「それは巨大なマッチアップだ。多くの人々がフランキーとの試合よりもこの試合について語っているし、私はそう感じる。だから私は待てないんだ。彼は私にとって悪い選択になると言っていたし、彼の打撃や柔術の良さは誰しもが知っている。だから興奮しているんだ。こういうことが私の興味をそそっている。私がデンジャラスなものを見ると、みんな私がそれに向かって一直線なのを知っている。私はデンジャラスなものから逃げようとはしない。それがどれくらい危険なのかを確かめたいんだ」

「彼はタイトル挑戦権を獲得できるから、その試合は楽しいものになるはずだよ。2人とも今が絶頂期だから、人々は素晴らしい試合を見ることができるだろうね」

ホロウェイ対オルテガが行われることは確実となっているものの、問題なのはいつどこで行われるかということです。それについてホロウェイは、7月か8月頃の復帰を考えていると言及しています。

「私の医師、理学療法士、コーチはみんな7月か8月の復帰を見据えている。それに私は全力でトレーニングを続けていき、復帰時期を確実にしていくつもりだ。私は次の試合が待てないんだ。このケガをしたのはかなりクレイジーな経験だったし、それは誰も望んでいないことだよ」

(mmafighting)