インタビュー・コメント

フランキー・エドガー「敗戦後すぐの試合でも問題ない」

今月開催されたUFC222でフランキー・エドガーはブライアン・オルテガと対戦したものの、キャリア初となるノックアウトにより第1ラウンドで敗れてしまいました。

しかしエドガーはすぐに次の試合が決定しており、4月21日に開催されるUFCアトランティックシティでカブ・スワンソンと対戦します。

エドガーがすぐに復帰するという決定は、ファンや専門家から多くの懸念を受けていますが、本人はこのチャンスをポジティブなものとして捉えているようです。エドガーは『The MMA Hour』で次のように語っています。

「次の試合に興奮しているよ。この試合で私が復帰するのが早すぎるかどうかに関して、人々が私を非難しているのは知っているけど、それは問題ないね。それに関して心地良く感じるし、この試合で私は人々が間違っていることを証明する準備ができているよ」

「最後の負けを消すためには勝利を得る以外にはない。もちろん負けは決してなくなることはないだろうが、少なくとも悪評に対処するには役に立つだろう。ネガティブなことに焦点を当てるのではなく、ポジティブなものに焦点を当てて欲しいね」

UFC222でノックアウトされたエドガーですが、時間が経って体調は良くなったと語ります。先週はジムに復帰して、彼の長年のコーチであるマーク・ヘンリーの目の前で1週間で3回のスパーリングを行いました。エドガーによれば、周りの人たちも彼の決定を支持しているようです。

「私はいつもコーチ、マネージャーのアリ(アブドゥル・アジズ)、妻、チームメイト、友達の言うことを聞いている。私はいろいろ聞いてみるけど、間違いなく最終的には私の判断だ。もし彼らがこの試合をやらない方がいいと言ったとしても私はこの試合をやっただろうが、彼らの支持を得るのは良いことだと感じたよ」

エドガーはUFC222でマックス・ホロウェイとのチャンピオンシップからオルテガの対戦を受け入れましたが、それは全く後悔していないと語ります。今後は再びタイトル挑戦権を獲得するまで1、2試合あると考え、まずはスワンソン戦から始まります。

「私よりも失望している人は誰もいないだろう。私はみんなと同じようにそれほど失望を見せていないかもしれないが、この結果は真剣に受け止めている。しかしくよくよと考えるつもりはないんだ」

「そのときに戻って結果を変えることはできない。私はいつまでも同じところに立ち止まって違うことをすべきだったと言っている人間ではない。みんな負けると、あれをしたかった、これをしたかったと思うだろう。しかし私は自分の決定を支持するつもりだし、そのように考える人間でなければならないんだ」

昨年11月のUFC217でタイトルを失ったマイケル・ビスピンは、3週間後のUFC上海に出場したもののガステラムに第1ラウンドノックアウトで敗れました。

エドガーはUFCアトランティックシティでの復帰に関して、多くの人がビスピンのような結果になるのではと心配していることを完全に理解しており、さらにビスピンとは違う結果になると考えています。

「みんな私のことを他の選手と同じように見るけど、私は少し違うと感じている。それに私は愚かだとは思わない。もし私にとってベストなものではないと感じるなら、私は自分を危険な状況に置くつもりはないし、この前の試合ではそれほど悪い状態にならなかったんだよ」

(mmafighting)