インタビュー・コメント

ケビン・リー「勝ったことは嬉しいが満足していない」

週末に開催されたUFCアトランティックシティのメインイベントでは、ケビン・リーがエドソン・バルボーザを相手に第5ラウンドTKOで勝利を収めました。

リーはバルボーザに勝ったことで、ダスティン・ポイエー、エディ・アルバレスらとともに、UFCライト級チャンピオンのハビブ・ヌルマゴメドフの対戦相手の候補になったと考えています。

コナー・マクレガーやトニー・ファーガソンがすぐに復帰しない場合、自身はアルバレスやポイエーよりも挑戦者に相応しいと試合後に『MMAjunkie』で語っています。

「こういうことなんだ。この前の試合(UFC223)でエディは、試合をするには太り過ぎていた。彼はすでにタイトル挑戦権を持っていたが、彼は恥ずかしくもそれを失ってしまったんだ。それが現実さ。彼は以前にも太り過ぎていたことがあった。もし彼がやる気になれば、それを獲得することはできるだろうね。ダスティンは、もし人々が彼を見たいと思うなら、UFCは挑戦させるかもしれないね。でも私は彼が答えを知りたい多くのクエスチョンを起こすとは思わないんだ」

「私であればこの試合に完璧なスタイルをもたらせると思う。特にハビブのような人たちに対しては、人々が答えを知りたい多くのクエスチョンをすることが私だったらできる。彼はレスリングでも打撃でも私に勝つことはできない。だから私たちはより良い試合が何であり、UFCが本当に望んでいるものは何なのかを見ていくつもりだ。なぜならそれが本当に重要なことなのだからね」

リーがバルボーザを相手に素晴らしいパフォーマンスを見せたことは事実であっても、計量に失敗したこともまた事実です。リーは失敗を認めながらも、前に進み続けなければならないと語りました。

「しくじったね。何も言いたくなかった。私はこれまでキャリアで一度も計量に失敗したことがなかった。それはただのミスだ。もしあと15分あれば落とせていたと思う。私が持っていた測りとオフィシャルの測りに少し違いがあって、いずれそうなっていただろう。真のチャンピオンは前に進み続けなければならない。予想していた以上に自分を試されたということだ」

計量に失敗しながらも試合に勝ったリーは、ハッピーだとしながらも満足していないと語っています。

「かなり良い気分だ。勝ったことはハッピーだが、私は決して満足していないんだ。私は自分に対して常に批判的でいる。すでに試合で修正できる箇所をいくつか見つけているよ。しかしそれもただ試合の一部に過ぎないし、私のような選手たちがこのスポーツで前進し続けて、新しいものを示し続けている。ホンモノのファイターたちやホンモノの格闘技ファンがそれを見ればわかることだ。私はまだこのスポーツで長くやっていけることを示せたと思うよ」

(mmafighting)