元UFCミドル級チャンピオンのマイケル・ビスピンは、過去数ヵ月間にわたって引退試合の相手を探していました。
その間ラシャード・エバンス、リョート・マチダ、ルーク・ロックホールドなどの名前が挙がり、最近ではグーカン・サキも対戦を呼びかけていました。
しかしビスピンはこのままオクタゴンに戻らない可能性もあるようです。彼は自身のポッドキャスト『Believe You Me』でこのまま引退する可能性を示唆しています。
「(ルーク・ロックホールド戦は)意味を成す戦いだが、私は引退しているんだ。みんな私に呼びかけているけど、正直なところ私は戦うつもりがない。まだ正式ではないけど、おそらく私は引退している。もちろん私がおそらくと言うからには、まだ戻って来る可能性もあるけど、私はおそらく引退しているんだ」
ビスピンは引退する気持ちがあるにもかかわらず、なぜ正式に発表しないのかを説明しています。
「UFCに引退したと言えば、私はUSADAのテストを出ることになり、もし私が引退して再び戦いたいと思っても、その前に6ヵ月のテストを受けなければならないんだ。私が戦うつもりがないのに彼らが私をテストしようとしているから、私がやっていることはUSADAのお金を無駄にしていることなんだけどね」
「また別に、もし引退するつもりならもう少し頑張ってみたい。イマジネーション・パークと呼ばれるカナダの制作会社とドキュメンタリーを行うという契約にサインしたばかりで、もし引退するつもりなら、私はゲストファイターかそれみたいなのになって、大々的にそれをやりたいね。それをするのは、酔っぱらいながら午前4時にルーク・ロックホールドにツイートするのとは対照的なことだよ」
まだ引退を正式に発表していないビスピンですが、戻って来る可能性もゼロではないようです。今後引退試合をするのかどうかは興味深いところです。
(bjpenn.com)