9月に開催されたUFC228でウェルター級チャンピオンのタイロン・ウッドリーは、ダレン・ティルとの防衛戦に勝利しました。
しかしこの試合でケガをしたため、当初噂されていたUFC230への出場は行わず、手術を選択することになりました。
ウッドリーは『TMZ Sports』のインタビューでケガが起きたときのことについて語っています。
「それはCM関節のケガで、ダレン・ティルとの試合で親指の関節が外れたんだ。第1ラウンドをやっていておそらくそこで靭帯が損傷したんだろう。第1ラウンドの終わりに彼の後頭部にパンチをヒットさせたときにケガをした。そして第2ラウンドになると、私はエルボーも打ち始めるが、コーチがフックパンチをやれと言ってきたんだ。だから私はフックパンチやり始めたが、それによって手はもっと悪化し始めた。そのときは私にエルボーを打たせやがってって思ったけど、結局は自分でやり始めたことだからね」
「試合が終わって親指を見たら突き出ていた。だからそれを見たときに自然な感情で押して戻そうとしたんだ。それで余計に悪化させてしまった。その後親指がもう一度同じことになったから、また押して戻そうとしたんだ。そうしたら手で電球を割ったかのようなイヤな音がしたよ」
ウッドリーはまた復帰までにどれくらいかかるのかについて語りました。
「6~8週間かかると医者に言われたよ。2週間後には親指を動かすことができるようになって、6~8週間でフルトレーニングを行うことができる。彼は私にそれよりも前に戦うことを望んでいなかったよ。それにフルトレーニングキャンプもやらないといけないからね。そうなると復帰はおそらく1月だ」
ウッドリーの次の対戦相手はまだ明らかになっていないものの、このインタビューではウェルター級の選手となら誰とでも戦うつもりであると言及しました。
しかし次に戦う相手としてコルビー・コビントンは避けられないとの見方を示していることから、次の防衛戦として最も可能性が高いのは元暫定チャンピオンのコビントンのようです。
(TMZ Sports)