フランシス・ガヌーは、週末に開催されるUFC北京のメインイベントでカーティス・ブレイズとの試合が決定しています。
ガヌーはここ最近の戦績が振るわず、スティーペ・ミオシッチとのタイトル戦、デリック・ルイス戦と2連敗中です。
ガヌーは『South China Morning Post』で1月のミオシッチ戦を振り返って、次のように語っています。
「強いプレッシャーにさらされていて、自分自身をマネージメントできていなかったんだ。物事が間違っているとわかったから一歩後退した。そのときなぜ自分がここにいるのかを思い出そうとしていたんだ。何が私をファイターになるという決断を下させたのか。そしてその後、私はそうなるのが夢だったことに気がついたんだ。適当に選択したわけではなかった。何のおかげで私はこうなれたのか?それは私の才能だ。あるときそれを忘れてしまっていたんだ」
「それは自分勝手に聞こえるかもしれないが、自分が良い選手であることを思い出す必要がある。自分が底辺にいないことを思い出す必要があるんだ。そこから抜け出すために私はたくさんのことで傷つくことになる。私はもう過去のことには対処したと確信しており、土曜日の夜には前進するつもりだよ」
ルイス戦に敗れた理由については、ミオシッチ戦の負けを引きずっていたからだとガヌーは語ります。
「前回のときは、まだスティーペ戦での負けを引きずっていた。あの敗戦が私から離れなかったんだ。しかし再び同じことは起こらないと言えるよ。今回は以前あなたたちが見ていたガヌーを見れるだろうね」
「私がカメルーンという小さな国でボクサーとしての人生を夢見ていたとき、誰も私を信じてくれなかった。それから私は一生懸命働き、やらなければいけないことは何でもやり、その結果今の私がここにいる。自分のがんばりと自分自身への信頼があったから今があるんだ」
「2試合負けたときでも、自分がどん底にいたとは思わなかった。心の中にはまだ何かがあったよ。今私は以前よりも自分のことを信じている。過去2試合から多くのことを学んだんだ。今私はより強くなって戻ってきた。それはみなさんに約束するよ」
「彼(ブレイズ)のことは尊敬しているし、タフな戦いになると予想している。私はこのスポーツを始めたのは遅かったが、一生懸命トレーニングをしているんだ。来る日も来る日もトレーニングをしているから、今回の試合にも対処できる。土曜日の夜には、再び彼に衝撃を与えることができると確信しているよ」
(South China Morning Post)