現UFCフェザー級チャンピオンのマックス・ホロウェイにとっては、今年1年が忘れられない年になったかもしれません。
3月のUFC222でのエドガー戦を欠場したホロウェイは、4月のUFC223のヌルマゴメドフ戦、さらに7月のオルテガ戦と立て続けに欠場することになりました。
そして今年4度目の試合決定となるUFC231が、まもなくカナダのトロントで開催されることになります。
欠場が心配されているホロウェイは、今の健康状態について『ESPN』のインタビューで次のように語っています。
「診察を受けているところだから、まだ一切コメントしないように言われているんだ。でもUFCとトロントのコミッションは、私の健康状態を良いと言っていたから心配はしていないよ。みんな私の状態を尋ねてきたり気にかけてくれるからありがたいね」
「7月のファイトウィークのとき、初めて外で食事をした後に何かがおかしかった。数日間様子を見たけど、だんだん悪化していった。体重が減り始めていなかったんだ。実際に1日2500kcalを摂取していたんだけどね。それは私の体が減量できないことを示していた。もしそうならUFCは私を欠場させると確信していたよ。実際UFCのドクターが私のスキャンを診て脳震盪ではないと言っていた。だから私のチームは薬物のスクリーニング検査を行ったんだ。ラスベガスはクレイジーな場所だね。それが今話せることの全てなんだ」
なお『ESPN』によると、トロントのあるオンタリオ州アスレチックコミッションは、ホロウェイに対して、通常必要とされるものに加えてメディカル検査を受ける必要があったものの問題なくテストに合格して、UFC231で戦うためのライセンスを与えることを認めたと伝えています。
そのため彼の体調に急な変化が起こらない限り、UFC231への出場は問題ないと思われます。
ホロウェイはまた次の目標についても語っています。
「私はすでにUFCのベルトを持っている。次の目標はパウンド・フォー・パウンドだ。世界でNo.1のパウンド・フォー・パウンドファイターに昇り詰めたいと思っている。この試合の後、私たちはUFCと話し合って私の目標を達成できるようなマッチアップを考えるよ」
「もしそれが階級を上げるとなれば、そうするだろう。もし王座を守るとなれば、それもまたそうするだろうね。私はロングランを続けている。チャンピオンは王座を防衛して守るものだから、私も守り続けるよ」
ホロウェイ対ブライアン・オルテガによるフェザー級チャンピオンシップが行われるUFC231は、12月8日にトロントのスコシアバンクアリーナで開催されます。
(espn)