先日元バンタム級チャンピオンのTJディラショーは、EPOによるドーピングでUSADAから2年間の出場停止処分を受けました。
今年1月にディラショーと対戦したフライ級チャンピオンのヘンリー・セフードは、当初ディラショーとのリマッチを計画していたものの、今回の件でディラショーが戦えないことから、マルロン・モラエスとバンタム級タイトルをかけてUFC238で対戦することになりました。
週末にアトランタで行われたUFC236のバックステージでインタビューに答えたセフードは、ディラショーと二度と戦わないだろうと語りました。
「私は彼と二度と戦うことはないだろうね。私が恐れているなどといったことではないんだ。私は彼と握手をしたし、それにこれはスポーツだ。野球で言うと、もう一人選手がいるようなものだよ。だから彼とは関わりたくないね」
「彼らが私にどんなオファーをするのか、どんなことを私に与えてくれるのかについては重要ではないんだ。私の目には、TJが悪意を持っているようにしか見えない。そういった戦いをするつもりは毛頭ないよ。私はいつも薬物のない試合を求めているからね」
「TJについては聞いていたけど、私がそれについて取り上げることはなかった。彼はおそらくUSADA以前から使っていたんじゃないかな。コーディ(ガーブラント)でさえも、“気をつけろ、彼は汚いヤツだ”って言ってたからね」
「みんな私のところにやって来ても、それについては決して言い出さなかった。なぜならそうするとMMAが終わってしまうと思ったからだ。でも彼がそうしていることに気づいていたら、この男はフェアには戦わないって思っていただろう。少しでも汚いヤツはスポーツには向いていないんだ。彼は私をケガさせていたかもしれないからね」
(mmajunkie)