インタビュー・コメント

マックス・ホロウェイが今後もライト級で戦う可能性を示唆

現UFCフェザー級チャンピオンのマックス・ホロウェイは、4月のUFC236でダスティン・ポイエーに敗れたことで、暫定ライト級タイトルを逃すことになりました。

そして次の試合にはUFC240でフランキー・エドガーとのフェザー級タイトル防衛戦が決定しています。

ところがホロウェイは、今後もまだライト級で戦っていくことをあきらめてはいないようです。今週行われた『MMA Junkie』とのインタビューで次のように語りました。

「鳥がそれを飛び、魚が水の中を泳ぐように私は戦うよ。何も私を止めるものはない。もしダニエル・コーミエの名前が入った契約書を明日私に送ってくれば、私はそれにサインするだろうね。DCのことは大好きだけど、私はファイターだ。そういうものなのさ。これは小さな問題であり、返り咲くために待つことができないね。155ポンドはまだあきらめていないし、多くの課題があるんだ」

「私が145ポンドで初めてダスティンに敗れたとき、ベルトまでのはしごはとても長いものだった。でも155ポンドのはしごはすぐそこにある。もし私がその階級に上がるのであれば、全てのトップコンテンダーと戦うのが正しいと思う。彼らに敬意がないわけではないが、その方がおもしろい階級になると思うんだ。何が起こるかはそのうちわかるよ」

ホロウェイはまた、敗れたポイエー戦についても語っています。

「私にとってサプライズは何もなかった。ダスティンの試合になることはわかっていたし、彼は打ち勝とうとしてそれを実行した。あの試合は彼の日だったね。私は怒っていない。彼に対しても、誰に対しても怒っていないよ。もし私が試合に勝ちたかったのなら、フィニッシュするべきだったんだ。私は自分自身を見つめることができなかったし、彼はフェアに戦った。彼はそこで自分のすべきことをやって勝利を手にしたんだよ」

暫定ライト級タイトル戦が終わった後、UFCのダナ・ホワイトはホロウェイに対して小さく見えたと発言しました。

また試合が決定してから本番まで50日しかなく、その間に一つ上の階級に向けて調整する必要がありました。

しかしホロウェイは、体が大きくても小さくても関係なく、勝つ方法を見つけることができると語っています。

「調整中であっても私はファイターだ。彼らが明日試合を行うために私に連絡してきたら、私は明日戦うよ。これが私の仕事だからね。言い訳はしなかった。私はダスティンの価値を落とすようなことはしない。どうなるかはそのうちわかるよ。次回私は155ポンドで戦って、その次は170ポンドや185ポンドになっているかもしれない。戦うなら私が選んだ階級は何でも構わないってことだ」

7月27日にはカナダのエドモントンでUFC240が開催され、ホロウェイはフェザー級タイトルをかけてフランキー・エドガーと防衛戦を行います。

彼は次の勝利に向けて準備が出来ていると語りました。

「ザ・ブレスト・エクスプレス(ブレスト=ホロウェイの愛称、電車になぞらえて)は、まだまだ全速力で前進していくからね。座席は満杯になっているから、シートベルトをし続けた方が良いよ。もし日本に行ったことがあるならば、新幹線よりもしっかりとつかまっていた方が良いね。ザ・ブレスト・エクスプレスはそれよりも10倍速くなっているからだ」