ネイト・ディアスは8月17日に開催されるUFC241でアンソニー・ペティスとウェルター級マッチを行う予定です。
これまでディアスはライト級で戦っていましたが、今回の復帰戦では一つ上の階級での試合が決定しました。
ディアスは今週の『MMA Show』に出演し、減量が大変だったことが決断の要因の一つだったとし、さらにライト級にはもはや興味がないと語りました。
「それは今や過去のものだ。より楽な階級で戦い始めるときが来たんだと思っている。私にとって思い残すことは何もないよ。すでに全員を打ち負かしている。だから私があの階級でキングだって思っているよ。あそこには何の愛情もない。だからそこに時間を費やす価値はないんだ」
ディアスは現ライト級チャンピオンのハビブ・ヌルマゴメドフとはまだ対戦して勝利していないものの、戦う必要がないと主張しています。
「私はすでに彼の顔を平手打ちしている(2015年WSOFでニックの抗争で)。それに私は彼よりも前にコナーを倒している。彼よりも短時間で、彼よりも簡単にね。彼はそれをただ無視して何を振る舞おうってんだ?彼は今少し自惚れているみたいだ。私は彼に勝っているのだから、もはや彼と戦う必要はない。だから彼は隠れながらチャンピオンになって、謙虚なハビブとして振る舞おうとすればいい。私はそうすることなしない。ここにいて誰も追いかける必要がないのだからね。もし誰かを追いかける必要があるなら、彼らがここへ来なければいけない。私はチャンプとしてその階級を引退するつもりだよ」
昨年11月のUFC230では、ダスティン・ポイエーとの試合が決定していたものの、ポイエーの負傷により試合はキャンセルされることになりました。
ディアスはそのことについても語っています。
「彼は精神的に参っていたんだと思うよ。そんなヤツがタイトルをかけて戦っているのか?ハビブはそういうのが好きなんだ。彼はイージーファイトをしようとするからね。この話はやめよう。もうその階級を引退したのだから。私はそこで全てをものにしている」
ライト級からの引退を宣言したディアスは、ペティスとのマッチアップには満足しています。最近の試合は面白くなくなっているため、自分が出場して面白くすると語りました。
「試合は退屈になっている。だからもし私が何らかの試合に参加するのであれば、面白い試合にしたいね」