9月7日にアブダビで開催されるUFC242では、ダスティン・ポイエーとライト級チャンピオンシップを行います。
ヌルマゴメドフは金曜日(日本時間土曜日)に電話会談を行い、今後どれだけキャリアを続ける予定なのかと尋ねられました。
現在30歳のヌルマゴメドフは今すぐやめるつもりはないものの、40歳まではキャリアを続けるつもりがない意思を明らかにしました。
「良い質問だね。まだだけど、私はファイターとして若くはない。すでにチャンピオンでいるし、タイトルも防衛している。今回が2回目の防衛戦だ。もちろんこの先それほど多くの試合はしないだろう。なぜなら私は40歳まで戦いたくはないからだ。ここまで戦うのは私の計画ではないね。どうなるかそのうちわかるよ」
「決断を下す前に、父親と話さなければいけないし、コーチのハビエル、ブラザー全員、ドミナンスMMA(マネジメントチーム)の全ての人たちとも話さなければならない。一人でこの決定を下すことはできないんだ。でも今は戦うことに集中しなければならない。なぜなら私の中にある闘志が燃えすぎているからだ」
またヌルマゴメドフは、同じアメリカン・キックボクシング・アカデミー(AKA)のファイターであるダニエル・コーミエについて尋ねられました。
コーミエは現在、キャリアを続けるか引退するのかで悩んでいる最中ですが、ヌルマゴメドフはコーミエと話をしたと語っています。
「DCが敗れたとき、私たちにとって非常に悲しい瞬間だった。それと同時にケイン・ヴェラスケスが母親を亡くし、数日後にはDCが父親を亡くした。AKAチームにとって少し大変な1週間だったが、仕方がないことだ。神が何かを望むのであれば、誰もこれを変えることができないんだ。ベルトを失ったとき、もちろんDCは悲しかっただろうけど、父親を亡くすこととは全く別のことだよ」
「私たちは彼を気の毒に思うけど、DCがどれほどの選手か、どれほど強いのかを私たちは理解している。彼の幸運を祈っているよ。数日前に彼と話をしたんだ。そこで私たちは彼の試合、私の試合、彼の父親について話をしたけど、私は彼に元気を与えようとしたんだ。今彼は人生で困難なときを過ごしているが、時間の経過が全てを変えてくれるよ。私には彼が元気になるだろうってわかっているんだ」
ヌルマゴメドフはコーミエがもう一度試合をして欲しいと語っています。
「彼にはスティーペ・ミオシッチと再戦をしてから彼のキャリアを終えて欲しい。これは私が望んでいることだ。彼の計画についてはわからないよ。でも正直言って、私は彼に2月か3月にスティーペ・ミオシッチと最後の試合を行い、それから引退してくれることを望んでいるんだ」