インタビュー・コメント

ジャスティン・ゲイジー「次の試合に勝てばマクレガーと戦う」

今週末にカナダのバンクーバーで開催されるUFCファイトナイトのメインイベントでは、ジャスティン・ゲイジー対ドナルド・セラーニが行われます。

同じライト級ではUFC242でチャンピオンのハビブ・ヌルマゴメドフがダスティン・ポイエーに勝利したことで、来年トニー・ファーガソンとの防衛戦が濃厚となっています。

一方セラーニと対戦するゲイジーは、もしこの試合で勝利すれば選択肢が2つだけになると考えています。

週末に試合を控えたゲイジーは『MMA Fighting』のインタビューで次のように語りました。

「私には2つの選択肢があると思っている。一つはハビブ・ヌルマゴメドフとトニー・ファーガソンのどちらが勝っても対戦することになり、もう一つは私がコナー・マクレガーと戦うことだ。これら2つは私が勝ったときに見据えている選択肢だよ」

以前マクレガーがバーでの事件を謝罪したインタビューでは、今年の夏にゲイジーとの試合が決定していたものの、手を骨折したことから試合がなくなったと言及していました。

ところがゲイジーはマクレガーとの試合をオファーされていないかったと言及しています。そのためマクレガーのコメントが本当かどうかは断言できないようです。

「交渉がどれくらい近づいていたのかはわからない。UFCは本当に彼の試合をやろうとしていたんだと思う。おそらく彼は戦うと言っていたんだろう。私の推測だと、おそらく私が知る前に彼が手を骨折したのか、もしくはそれ自体が真実ではないのかもしれないね」

「私は世界でベストな選手になろうとしているんだ。でも彼がその行く手を阻んでいるんだよ」

マクレガーの次の試合はまだ決定していませんが、ゲイジーはマクレガーがライト級ディビジョンにいる限り、厳しい時間を過ごすことになるだろうと語っています。

「私たちは今世界で最高(のディビジョン)だ。アイ(アイアキンタ)や(ポール)フェルダーと戦わない限り、トップ5やトップ10にいても誰もそこから抜け出すことはできないんだ。それが唯一の方法だよ」

ゲイジーはこれまでのキャリア20勝2敗ですが、この2敗はポイエー、エディ・アルバレスに敗れたものです。

自分が世界一の選手になるためには、自分の愚かさを認める必要があると語っています。

「自分は世界一ではないと言うためには愚か者にならなければいけない。私はダスティン・ポイエーと戦って、彼は世界タイトルをかけて戦った。エディ・アルバレスはワールドクラスの選手であり、私は彼に対して愚かな試合をしてしまった。ベストな試合ができなかったんだ。ここが自分の場所だ。今後2年間はどこへも行かないよ」