週末に開催されたUFCファイトナイトのメインイベントでは、ジャスティン・ゲイジーがドナルド・セラーニを第1ラウンドTKOで破って、タイトル戦線に名乗りを上げました。
試合後の記者会見でゲイジーは、次に行われると予想されているハビブ・ヌルマゴメドフ対トニー・ファーガソンのライト級チャンピオンシップの勝者と次に戦いたいと語りました。
「トニーとハビブの勝者と戦いたい。世界タイトルかけて戦いたいし、私が世界一の選手であることを証明したいんだ。それが次にやりたいことだよ」
またもしヌルマゴメドフ対ファーガソンの試合に何らかのアクシデントがあって行われない場合にも、自分が代わりに出場するつもりだと語っています。
「トニーが戦う予定だとは聞いていないが、もしケガが起こった場合には、絶対に私が試合をしたいね」
UFC242ではチャンピオンのヌルマゴメドフが暫定チャンピオンだったダスティン・ポイエーを圧倒的に支配して勝利しましたが、ゲイジーはそんなヌルマゴメドフとの試合でも自分が勝てると自信を示しています。
「もし紙の上での話だったら、おそらく彼が私を倒すだろう。しかし私はとてもハードに殴ったり、蹴ったりしてたくさん動き回ることになる。レスリングでのテイクダウンを止める方法は、力と力をぶつけ合うことだ。逃げるようとはしないし、ケージに触れることもしないよ。彼が私をテイクダウンしようとするときは、オクタゴンの中央で行われることになる。彼は攻撃を仕掛ける前に、何発か足に蹴りを入れられるだろうね」
以前行われたインタビューでコナー・マクレガーは、今年7月にゲイジーとの試合が決定していたと語りました。ところが発表前にマクレガーが手を骨折したことから試合が中止になったとしています。
これについてゲイジーは、現在の焦点はタイトルにあるとしながらも、UFCが望むのであればマクレガーとの試合を歓迎すると語っています。
「私が知る限りだと、彼は引退したはずだ。でも彼はまだランキングに残っているなら、試合をするかもしくは出ていくかをするべきだ。それは私の考えだけどね。彼とはぜひとも戦いたいよ」
ゲイジーとダスティン・ポイエーは昨年4月に一度対戦しており、そのときはポイエーが勝利しました。
今回の試合後にポイエーはTwitterで、ゲイジーに対して再戦をすることは可能だとコメントしています。
I’ll give him his rematch. If they want. https://t.co/T7VD6I2fzb
— The Diamond (@DustinPoirier) 2019年9月15日
「彼と再戦してあげてもいいよ。もし彼らが望むならね」
一方でポイエーについて尋ねられたゲイジーは、もはやポイエーに対しては興味がないと語りました。
「ハビブ対ファーガソンの勝者と戦えたら本当にハッピーだ。でも彼には借りはないから、答えはノーだ。彼はすでに挑戦しているからね。今度は私の番だよ」