インタビュー・コメント

マゴメドシャリポフが次の試合でタイトル挑戦を望む

UFCモスクワのメインイベントでは、現在キャリア14連勝中のザビット・マゴメドシャリポフがカルヴィン・ケイターを第3ラウンド判定により勝利を収めました。

この試合は当初10月18日にボストンで開催されたUFCファイトナイトで行う予定だったものの、マゴメドシャリポフが感染症になったことから試合がモスクワまで延期されました。

さらにボルコフと対戦予定だったドス・サントスの欠場も決まったことから、急きょこの試合はメインイベントとなり、通常の5ラウンドではなく3ラウンドマッチになっています。

試合後の記者会見でマゴメドシャリポフは、自分のパフォーマンスには満足しているとしながらも、感染症の影響もあったために十分トレーニングできなかったと語りました。

「彼はタフなヤツだって知っていた。私たちは彼がそれほどブロックするとは予想していなかったから、キックを多用しなければいけなかったね。これは私たちが当初予想していたものとは全く異なるものだった。それにタイにいたときに感染症にかかったから、第3ラウンドで少し疲れてしまったよ。抗生物質を服用しなければならなかったから、それがパフォーマンスに影響したと思うね」

マゴメドシャリポフは戦い続ける限り、ファンを楽しませることに焦点を当て続けると語っています。

「できる限り練習するよ。何をするにしてもファンのためにやるんだ。どんな方法でも彼らに満足してもらいたいと思っている」

12月14日にラスベガスで開催されるUFC245では、マックス・ホロウェイ対ヴォルカノフスキーによるフェザー級チャンピオンシップが行われます。

キャリア18勝1敗で現在ランキング5位にいるマゴメドシャリポフは、次の挑戦者は自分であると主張しています。

「非常にエキサイティングな試合になると思うし、早く見るのが待ちきれないね。それに私がこの次の試合の勝者と対戦することを嬉しく思うよ。私は間違いなくタイトルマッチに相応しいと思っている。タイトル挑戦に向けてしっかりとした準備を整えるべきだね」