インタビュー・コメント

ジャスティン・ゲイジー「次の挑戦者には自分が相応しい」

来年1月にはコナー・マクレガー対ドナルド・セラーニによるウェルター級マッチが決定し、さらに4月にはハビブ・ヌルマゴメドフ対トニー・ファーガソンによるライト級チャンピオンシップも予定されています。

現在ダスティン・ポイエーが手術から回復中であることから、ライト級のトップ5にはジャスティン・ゲイジーが残されている状況です。

ゲイジーは『The Luke Thomas Show』に出演し、ライト級における自分のおかれた状況について語りました。

「私はタイトル挑戦を待っている。私の意見としては、4月の試合の勝者と自分が対戦する。3試合連続でノックアウト勝利をしているんだ。他に何をする必要があるのかわからないね。邪魔するヤツがいれば喜んで排除するが、そんなヤツがいるとは思わない」

「だからおそらくこの試合の勝者になるだろう。何かが起こった場合に備えて、自分を駆り立てようとするつもりだが、実際に対戦相手がいないのにトレーニングキャンプをやるのは非常に難しい。だからそうなるかどうかはわからないね」

もし4月にファーガソンが勝利すればゲイジーはすぐに挑戦できる可能性があります。

ところがヌルマゴメドフが勝利すると、ラマダーンがあるためにその後キャンプを行うと、夏の終わり頃まで再び戦う可能性は低くなります。

ゲイジーはたとえそうなったとしても問題ないと語りました。

「最終的に私が打ち込む理由は一つだけだ。それはワールドチャンピオンシップで戦うことだ。だからもしそれしかないのであれば、間違いなくそうする。もちろん待ちたくはないよ。私はもうそんなに若くはないのだが、世界タイトルを目指して戦いたい。そして愚かになるつもりはなく、賢くビジネス上の意思決定をしていくつもりだ。今私は3連勝していて、3つのノックアウトに加えて全て第1ラウンドでのフィニッシュだ。だから私はタイトル挑戦を求めているんだ」

マクレガーは1月にセラーニとウェルター級マッチで対戦しますが、その後はどの階級で戦っていくのかについてはわからない状況です。

しかしゲイジーは、もしマクレガーがライト級タイトルを目指すのであれば、ライト級でさらに試合をするべきだと主張しています。

「わからないね。彼が170ポンドで戦うという事実は、次の試合のオファーがなかっただけだと思うけどね。ハビブは彼と戦わないと公に発言した。私はよく知らないが、彼はこのあとでGSPと戦うかもしれない。今すぐ起こり得るシナリオはたくさんあるが、私の考えではコナーはカウボーイと戦うことができても、世界タイトルを目指して戦いたい場合には、ライト級でもう一度勝利する必要がある。それは簡単なことだよ。相手はポイエーかもしれないし、私かもしれない。どっちでもいいけど、やらなければいけないことだ」

ゲイジーは当初マクレガーとの対戦を呼びかけていましたが、それはお金のためではなく、全てはタイトル戦を行うためだったと語っています。

「今はトニーとハビブの勝者と戦いたい。私が戦ったときに彼(マクレガー)は引退した。そして私が戦った後に彼は引退を撤回した。だから私は彼に呼びかけ始めたんだ。それがタイトル挑戦へ最も近い道だったからね。そして彼が他の選手と戦うことで、私を避けて通ろうとしている。私は契約中であり、これ以上お金のために彼と戦うつもりはない。彼はチャンピオンではないし、世界タイトルをかけて戦えない。だから次の試合のために、たとえお金が少なくても彼と戦うつもりだった。私が彼と戦っても、ポイエーと戦っても、(ダン)フッカーと戦っても全て同じ金額だ。それは関係ないんだ。私が彼と戦いたかったのは、ライト級チャンピオンシップへの最短距離だったからだ」