UFC245で行われたマックス・ホロウェイ対アレクサンダー・ヴォルカノフスキーのフェザー級チャンピオンシップは、判定によりヴォルカノフスキーが勝利して新チャンピオンとなりました。
ホロウェイは試合後の記者会見で、勝利を確信していたとしながらも、全てはジャッジの3人次第であると語りました。
「第一ラウンド、私は彼に対して手探り状態だった。だから第一ラウンドは彼が上手くやっていた。第二ラウンドでは自分が優勢だと思っていて、第三、第四、第五は私が取ったと思っていた。でも彼らは別の見方をしていたね。大事なのは3人の意見だけだ。偉大なバート・ワトソンが言ったように、ジャッジをよく知るべきだし、そうしないと彼らはあなたを泣かせることになるだろう。2019年に彼らは私を2回泣かせたのだから、2020年は期待しているよ」
すでに再戦の話も出ているホロウェイですが、今後についてはチームやダナ・ホワイトと一緒に話し合うとしています。
「私はチームと一緒に話し合うつもりだ。映像を見て、ダナとも一緒に話し合うよ。もし彼らが私に連絡してきたら、それはそういうものだし、ファンがその試合を実現させるなら、それもまたそういうものだ。私はファイターだから戦うよ。でもそれは私と一緒に行うチームの決定だ。私は自分一人だけではない。チームとしてここへやってきた。だからチームと一緒にダナと話をするよ。それからだね」
判定は48-47、48-47、50-45でヴォルカノフスキーが3-0の勝利でした。
ホロウェイが主張した試合内容とジャッジは異なる判定を下しましたが、映像を見ていないために試合内容についての言及は行わなかったものの、その代わりホロウェイは敗戦から復帰すると語ってます。
「負け惜しみを言うような人にはなりたくない。映像を見ていなかったから、何が起こったのかわからない。私たちは十分やっていたと感じてたが、最も重要なのは3人の意見であり、彼らは私のやり方とは異なる見方をしていた。だから結局のところ、仕方がないことさ。私たちは戻って来る。私はまだ28歳だし、戻って来る準備が出来ているよ」