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ESPNがアメリカのPPV料金を引き上げる

2019年3月にUFCとESPNが契約を締結したことで、ペイパービューは現在アメリカ内でESPN+による独占で配信されています。

なおESPN+とは、ESPNがアメリカ国内で展開している動画サブスクリプションのサービスで、UFCだけでなくMLB、NHL、大学スポーツ、サッカー、テニスといったコンテンツを視聴することができます。

そして3月に契約が締結されたことで、現在UFCファンはペイパービューを視聴するために月額4.99ドル(年額49.99ドル)のESPN+に加入しなければならなくなりました。

そのためペイパービューの料金も従来の64.99ドル(約7,100円)から59.99ドル(約6,500円)へと引き下げられることになりました。

ところが『MMA Junkie』によると、ESPNは来年1月18日にラスベガスで開催されるUFC246(コナー・マクレガー対ドナルド・セラーニ)から、ペイパービューの価格が従来の64.99ドルに戻るということです。

またUFCペイパービュー1大会とESPN+1年間のパッケージは、これまでの79.98ドル(約8,700円)から84.98ドル(約9,300円)へ引き上げられることになります。

なお現在ESPNはペイパービューを独占放送権を得ているため、それに対する月額料金をUFCに支払っています。

そしてペイパービューの販売がある一定の金額に達した場合には、両者で収益を分割する契約になっているようです。