インタビュー・コメント

ヌルマゴメドフがUFC249欠場への批判に対してコメント

ライト級チャンピオンのハビブ・ヌルマゴメドフがUFC249への欠場を表明した後、対戦予定だったトニー・ファーガソンから批判されました。

UFC249のメインイベントが実現しないことに対しては、世間からもヌルマゴメドフへ批判の矛先が向けられています。

ヌルマゴメドフは今週木曜日(日本時間金曜日)にInstagramライブで今回の状況について語っています。

ヌルマゴメドフはそもそもUFC249の場所が決まっていないとし、試合が実現しないのは自分に責任がないと主張しています。

「誰も開催場所を知らないが、みんな私にどこかへ飛んで欲しいと思っている。私にはこれがよくわからない。UFCは1ヵ月前に場所を見つけようとしたが、まだ見つけられていない。これは私のミスか?UFCは場所を知らせてこないのに、どこで戦うのか?誰もこのことについては話していない。みんな今は家にいながら批判先を探そうとしている。みんな退屈にしているから誰かにプレッシャーをかけなければいけない。サッカー、ホッケー、NFL、NBA、オリンピック、ヨーロッパ選手権(EURO)、これら全てが中止されている。そして今ではトニー対ハビブも中止されるかもしれない。今彼らは誰かにプレッシャーをかける必要があるんだ」

ファーガソンはヌルマゴメドフに対して試合から逃げたと主張しましたが、ヌルマゴメドフはアメリカを去ったことは仕方がない状況だったと語っています。

「私たちはサンノゼを発って、夜の20時にドバイに到着した。すると彼らは午前0時にゲートを閉めると言っていた。私たちは入ろうとしたが、彼らは不可能だと言っていた。そこで私はとにかくダゲスタンに行ってトレーニングを続けようと考えたんだ。ドバイに行った後はダゲスタンに来てトレーニングを続けている。今はトレーニングを終えたところだよ。毎日トレーニングをしながら場所を待っているが、一向に送られてこない」

「全ての空港のゲートは閉まっている。ロシアもアメリカもだ。政府関係者も有名人もダナ(ホワイト)もみんな家にいる。ダナはどこにいる?みんな隔離されているんだ。毎日人が亡くなっているから、みんな家にいなければいけないと言っている。すでに何千人もの人が亡くなっている。今一番多い国はアメリカだよ」

「私の名前はハビブであり、コロナウイルスという名前ではない。ダナはダナだし、トニー・ファーガソンはトニー・ファーガソンだ。私の名前はハビブだが、私を最もおかしくさせるのは、私が欠場したり何かをすると人々に言われることだ。私には理解できない。12月からハードなトレーニングをしている。アメリカに来たのはUFCがニューヨークで開催すると決めたからだ。アメリカで40日間トレーニングをしていた。その後アメリカでは100%試合が行われないと言われた。だからドバイに移ったんだ。なぜか?99%ドバイでやると言われたからだ。最後のトレーニングキャンプはアメリカで55日間コーチと行い、その後アブダビで試合が行われる予定だったからアブダビに移動したんだ。だからゲートを閉められても自分のミスではない。もう一度言うが、私はハビブでありコロナウイルスではない」

4月18日を過ぎるとラマダーンがあり、新型コロナウイルスの影響を考えると、最短でも8月か9月には戦えるようになるかもしれないと語っています。

「UFCは8月にサンフランシスコでショーを開催しようと取り組んでいると聞いている。これは非常に良いことだ。8月には全てが終わっているかもしれないが、誰にもわからない。9月中旬にはアブダビでショーを開催すると聞いている。おそらくだが、どうなるか私にもわからない。ラマダーンが終わると8月になると思う。でも今のアメリカがいつ終息するのかは誰にもわからないね」