4月18日に行われるUFC249は、対戦カードや開催場所が変更されることになったものの、イベントは予定通り行われることになりました。
アメリカの大手メディア『The New York Times』によると、正式に明らかにされていないイベントの開催場所は、カリフォルニア州のタチ・パレスになるようです。
カリフォルニア州リムーアにあるタチ・パレス・カジノは、先住民のタチ・ヨクト族が所有している場所であり、カリフォルニア州の規制を受けることがありません。
そのため今回のイベントはカリフォルニア州アスレティックコミッションは関わっておらず、別のコミッションの下でイベントを開催することになるようです。
そしてUFCの番組で頻繁に解説者を務めるダニエル・コーミエは、カリフォルニア北部に住んでいるため、自宅から開催場所に車で移動することができるようです。
コーミエは今週『MMA Junkie Radio』に出演し、新型コロナウイルスの影響が大きい中でもUFCのイベントに参加することについて言及しました。
「たいていは場所が問題になってくるだろう?近くてアクセスの良い場所で行われるなら、やらない理由はないね。彼らは全員を検査するだろう。たとえコロナウイルスの症状が出ていなくても、UFCのショーに出るならとにかく検査を受けるべきだ。検査を受けないよりは良いだろう。もし検査を受けなければ、彼らはUFCのイベントに入れさせない。検査を受ければコロナウイルスの感染がわかる。それが安全だと信じているよ」
アメリカであっても一般人はウイルス検査を受けることが簡単ではないため、むしろ全員が検査されているUFCのイベントの方が安全かもしれないとコーミエは語っています。
「ダナや会社は間違いなく選手、レフェリー、関係者など全員を検査できる状況にある。だからもし安全な状況になるとしたら、アリーナにいる人たちと一緒にいるときだ。特にアリーナへ車で行って試合を行って、そのまま家に帰る場合はなおさらね。外で変なことをしない限り安全だよ。もしそこがアクセス可能な場所にあっても、私は今すぐ空港に行って飛行機に乗りたいとは思わない。でもそこで検査を受けて、試合をして、そのまま家に帰れるならいいんじゃないかな?」
「つまり試合を始めなければならないんだ。国としてはこのウイルスの感染拡大を防ぐために、社会的距離を取ったり、家に留まったりしなければいけないことはわかっている。しかし一人の人間として、すぐにでも生活が動き出すことを願っているよ。全てが変わってしまって違う人生のように見える。ついつい毎日誰かに私の人生でこんなことが起こるとは思わなかったって言っている気がするよ。こんなことが日常生活の一部になるとは想像もしていなかっただろう。そしてそうなってしまったのだから、一日も早く元の生活に戻れることを願っているよ」