インタビュー・コメント

ダナ・ホワイト「お金をかけてでもイベントを開催したい」

UFCは4月18日に開催予定だったUFC249を行わない決定を下しましたが、現在は5月9日にイベントを開催するために向かっています。

このイベントではUFC250で予定されていたカード以外にも、これまで行うことができなかった対戦カードも含めてラインナップが検討されていると言われています。

UFCのダナ・ホワイトは今週『Sirius XM NASCAR Radio』に出演し、すでに次のイベントの実現に向けて動いていると語りました。

「今週の土曜日に北カリフォルニアのタチ・パレスに行く予定だった。しかし尊敬しているパートナー(ESPN)からイベントをやらないように求められたからそうしたんだ。週末は彼らに休みを与えたんだが、私は今実際にオフィスにいる。私たちは働くためにここに戻ってきたんだ。今の日程は5月9日だよ」

「私は止まらない。これを考えたんだ。実際に実現できるのか?もちろんできるよ。ただお金がとてもかかるけどね。非常にお金がかかるが、それだけお金をかけてでもやりたいんだ」

現在アメリカでは多くのスポーツが中止や延期となっていますが、ホワイトはファイターやUFCのスタッフのために何もしないで待つつもりはないと語っています。

「誰かが私にあれやれこれやれと言うのをただ待っていたくはない。何が起きているのか先を見通さなければならないんだ。私には従業員やファイターたちへの責任がある。誰もレイオフしたくないし、ファイターたちに1年間何もさせず稼がせてあげられないのはイヤなんだ。でもみんなには安全でいて欲しいと思っている」

「だから陰に隠れているのではなく、どうやって安全を確保しながら実行できるのかを考えるんだ。あらゆることにおける私の最大の問題は、誤って報じられることだ。ここで何かを読んでも、あっちで読むと違うことが書かれている。何が起きているのかは誰にもわからない。それは非常に奇妙なことだね」